場の量子論に再チャレンジ
場の量子論は昨年9月に「ワインバーグ場の量子論(4巻):量子論の現代的諸相」で落ちこぼれて以来、軽いトラウマになっていたので勉強を中断していた。 日本語に訳されている本の中では「場の量子論:F. マンドル, G. ショー」がお勧めだ。こちらは何とかついていけた。...
View Article夜のウォーキングのその後
3月8日から始めたウォーキングは相変わらず続いている。1日10Kmくらいを2時間かけて歩いている。ゴールデンウィークの頃に体調を崩し10日ほど休んでいたが、その後復活した。 トップ画像のNikeのランニングアプリは4月7日から使い始めた。今日までに417Km歩いたことになるが、アプリを使うまでの1ヶ月に300Kmくらい歩いているから、足すと717Km!およそ東京⇔岡山の距離に相当する。...
View Article運良くゲット!と思ったら。。。
「演習 くり込み群:柏太郎」 内容 『新版 演習 場の量子論』(サイエンス社,2006)で著者があまり触れることのできなかった,くり込みとくり込み群について演習形式で解説した姉妹書. 読者が自ら手を動かして,問題を解きながら読み進めていく,という,前著と同じスタイルにより,物理学における普遍的な方法の一つとなったくり込み群を,血となり肉となる形で身につけることができる....
View Article小学館ロベール仏和大辞典(iPhone / iPad アプリ)
収録語数12万、重量3.5Kg、2597ページの巨大な仏和辞書が先月iPhone/iPadアプリとして登場した! 今月末まで特別価格で購入できるので紹介しておこう。通常価格 5,700円(税込)のところ、特別価格 4,000円(税込)ということだそうだ。書籍版がほぼ3万円するのを思えば破格の値段といえよう。 詳細は物書堂さんのHPからお読みください。 小学館ロベール仏和大辞典(iPhone /...
View Article紫陽花
拡大写真 ようやく梅雨らしくなってきた。小雨の降る日曜の朝。それでも今年は空梅雨(からつゆ)で、今週も曇りや晴れの日が続くらしい。 家の近所に咲いていた紫陽花。駅まで続く住宅地の庭には紫陽花以外に、さまざまな植物が植えられている。...
View Article江戸城の天守閣のこと
江戸城の天守閣(CG) 先週末に勤務先のオフィスの引越しがあり、今週から「赤坂御用地」のすぐ近くのビルで働くことになった。 窓の外に広がるこの広大な緑あふれるエリアはどのような歴史的背景を持っているのだろう?赤坂御用地や皇居のことを調べているうちに、あることに気が付かされた。これはすでにご存知の方もいらっしゃるのかもしれないが、幾つになっても新しい発見というのがあるのだと思うと少し嬉しくなった。...
View Article番組告知:BS歴史館:関孝和 世界水準の“和算”を創り出した男
関孝和(1642-1708) 昨日に続き、今日も江戸時代ネタの記事になった。 江戸時代を代表する数学者の関孝和。アイザック・ニュートンと同じ年に生まれ、和算の創始者として日本の数学を発展させた。彼の数学は微積分のレベルに到達していたという。...
View Article超弦理論(朝日カルチャーセンター)
昨日の土曜日、4ヶ月ぶりに大栗先生の講座を聴講してきた。今回のテーマは先生が専門にご研究されている「超弦理論」。(参照:「超弦理論」(ウィキペディア))...
View Article夜のウォーキング、その後2
4月7日から今日までで歩いた累計距離 (掲載画像は300Km歩いた後に記録を始めたので565.9Kmと表示されている。) 3月8日から始めた夜のウォーキングはあいかわらず続けている。雨が降るか用事がない限り毎晩2時間をかけて10Kmを歩く。 これまで歩いた距離の累計は866Km、減量8.5Kg。この距離は東京から直線距離で博多や札幌までの距離だという。...
View Article発売情報:ワインバーグの宇宙論(上)(下)
内容紹介 最新の結果に基づいた宇宙論の教科書。内容の深さ、エレガントさで、他の追随を許さない。 ワインバーグ(ノーベル物理学賞受賞)による、最新の観測結果に基づく宇宙論の教科書。 上巻は、ゆらぎのない、一様宇宙を扱う。下巻では、ゆらぎのある非一様宇宙を扱う。 2008年に出版されたスティーブン・ワインバーグ博士の「Cosmology: Steven...
View Article場の量子論:坂井典佑
「場の量子論:坂井典佑」 内容 場の量子論を簡明、かつ平易に解説した教科書。場の量子論の中で最も重要と思われる事項に絞って簡潔に記述。ファインマン図形の方法を身に付けられるように、簡単なスカラー場の理論を中心的な例にとって解説する。...
View Article「標準模型」の宇宙:ブルース・シューム
「「標準模型」の宇宙:ブルース・シューム」 内容 本邦初のゲージ理論のやさしい入門書。自然の奥底に息をのむ美しさがひそんでいた。 ゲージ理論に基づく素粒子の「標準模型」は自然界の三つの基本的な力(電磁気力、弱い核力、強い核力)の働きかたを解き明かすもので、現代物理学の真髄であり金字塔とされている。本書は本邦初のゲージ理論と標準模型のやさしい入門書である。...
View ArticleKindle Paperwhiteを購入
拡大写真 先日母が電子書籍端末が欲しいと言っていたので「Kindle Paperwhite」を買ってみた。高齢なので家から近所の書店まで母の足では20分以上かかってしまう。読書好きの人だからこの端末で気軽に読書できるようになってくれればよいと思う。 けれどもこういう物の操作が超不器用な母にとってiPad系の端末はハードルが高すぎる。操作が簡単なKindle端末がベストな選択だろう。...
View Article完全独習量子力学:林光男
「完全独習量子力学:林光男」前期量子論からゲージ場の量子論まで 内容紹介 初歩の初歩から場の量子論までを一冊で踏破する! 前期量子論から始まる基礎を網羅し、量子力学のハイレベルな理解にたどり着く。群論などの数学的事項も簡潔に解説した。本当に学びたい人のための、熱気あふれる独習書。エネルギー量子の発見、波動力学・行列力学の成立からくりこみ群、ゲージ場の量子論、ヒッグス場、ヒッグス粒子。 著者略歴...
View Article宇宙になぜ我々が存在するのか:村山斉
「宇宙になぜ我々が存在するのか:村山斉」 理数系書籍のレビュー記事は本書で224冊目。 難しい本を読んで頭がもやもやしてしまった後は易しく書かれた一般読者向けの本を読んで気持ちをリフレッシュするのがよい。 来月末に「時空とは何か(朝日カルチャーセンター新宿教室)」を受講するから村山斉先生の本も読んでおこうと思ったので本書を選んでみた。今年1月に出版されたばかりだ。...
View Article70年代の関数電卓:CASIO fx-10 (1974)、fx-15 (1975)、fx-19 (1976)
左から:CASIO fx-10 (1974)、fx-15 (1975)、fx-19 (1976) 拡大写真 あいかわらず僕の電卓集めは続いている。 今日は1970年代にタイムトラベルしてみることにしよう。当時発売された関数電卓3機種の話である。 日本で初めて関数電卓が発売されたのは1972年のこと。CASIO...
View Article安田寿明先生の「マイ・コンピュータ」3部作(ブルーバックス)
拡大 今年は講談社ブルーバックス創刊50周年。僕にとっていちばん印象に残っているのは「マイ・コンピュータ」3部作だ。著者は東京電機大学で助教授をされていた安田寿明先生で、最初の2冊が刊行されたのが1977年、3冊目は1978年に刊行された。先生が42歳の頃にお書きになった本である。...
View ArticleNEC TK-80やワンボードマイコンのこと
NEC TK-80 (1976) 「安田寿明先生の「マイ・コンピュータ」3部作(ブルーバックス)」で1976年に発売されたNEC TK-80という8ビット・マイコンのトレーニングキットを紹介したが、今日は当時のようなマイコンを手軽に楽しんでみたいという方のための記事。 NEC TK-80(ウィキペディアの記事) http://ja.wikipedia.org/wiki/TK-80...
View Articleマイ・コンピュータ入門―コンピュータはあなたにもつくれる:安田寿明
「マイ・コンピュータ入門―コンピュータはあなたにもつくれる:安田寿明」 内容: もはや、コンピュータがガラス張りの部屋に置かれ、ひとにぎりのエリート・ビジネスマンやエンジニアだけがそれを操作する時代は終わった。...
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