発売されたばかりの「Newton別冊『数学の世界 現代編』」(詳細)を見て驚いた。これまでにないほど高度な数式がためらいなく使われている。月刊誌に比べてNewton別冊の数学レベルは近年ますます上がっている。
しかしこの本の良いところは、数式であらわされている数学が実生活、実社会とどのようなつながりを持っているのかをわかりやすいイラストと文章で解説しているところ。大学で数学や物理学を学び終えた社会人でも、買ってしまうのは、その点に尽きると思う。
目ぼしいものをピックアップしておこう。
この3冊までは高校数学の範囲だ。とはいっても『微分と積分 新装版』には「非整数階の微分(分数階の微分)」などという大学の学部レベルでも学ばない内容が含まれている。
「Newton別冊『三角関数』」(詳細)
「Newton別冊『微分と積分 新装版』」(詳細)
「Newton別冊『虚数がよくわかる』」(詳細)
難易度がぐっと上がるのがここからだ。高校数学を超えて大学数学へ踏み込んでいる。知的好奇心が高まるテーマばかりだ。
「Newton別冊『数学の世界 図形編』」(詳細)
「Newton別冊『数学の世界 数の神秘編』」(詳細)
「Newton別冊『数学の世界 現代編』」(詳細)
この余波を受けて、Newtonライトでも同じパターンで難度化が始まった。
「Newtonライト『三角関数のきほん』」(詳細)
「Newtonライト『微積のきほん』」(詳細)
「Newtonライト『虚数のきほん』」(詳細)
このパターンに従えば、次に刊行されるのは「Newtonライト『数学の世界 現代編』」ということになるだろう。
「Newtonライト『数学のせかい 図形編』」(詳細)
「Newtonライト『数学のせかい 数の神秘編』 」(詳細)
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