「線型代数学(新装版):佐武一郎」
内容紹介:
本書の旧版(1958年刊、1974年増補改題)は、線型代数学に関する最も基礎的な理論および諸概念を明快に解説し、より本格的に線型代数学を学びたい読者にとって最適の参考書として、数十年にわたって理工系の多くの読者から親しまれ支持されつづけてきた定評の書。第V章のテンソル代数は、表現論や微分幾何学を学ぶ上で特に重要な概念について詳述している。2006年には日本数学会出版賞を受賞した。
その旧版をもとに、2015年刊行の新装版では、最新の組版技術によって新たに本文を組み直して読みやすくし、読者の便宜を図った。なお改版にあたっては原則、一部の文字遣いを改めるにとどめ、本文は変更していない。
2015年6月6日刊行、339ページ。(旧版は1974年1月20日刊行、324ページ)
著者について:
佐武一郎(さたけ いちろう): ウィキペディアの記事
1927年-2014年 山口県出身。東京大学理学部卒業。東京大学助教授、東京大学助教授、同 教授、シカゴ大学数学教授、カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。東北大学名誉教授、中央大学教授などを歴任。専門は微分幾何学、代数群。佐武同型、志村多様体の佐武コンパクト化、ディンキン図形の一般化である佐武図形などで知られる。主な著書に『リー群の話』(日本評論社)、『リー環の話』(日本評論社)、“Classification theory of semi-simple algebraic groups”(Marcel Dekker)ほか。
佐武先生の著書、訳書: Amazonで検索
理数系書籍のレビュー記事は本書で397冊目。
I.ベクトルと行列の演算
II.行列式
III.ベクトル空間
IV.行列の標準化
V.テンソル代数
附録 幾何学的説明
関連記事:
線形代数学入門のための教科書談義
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/9d2ac30c9f5f620ad703304d710ed90b
線型代数[改訂版]: 長谷川浩司
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/2ef742e3bfe4561bea2b6994bc16909c
高校数学でわかる線形代数:竹内淳
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/622b94fbf39e086f13185565df9519aa
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「線型代数学(新装版):佐武一郎」
正誤表(pdfファイル)
2006年度日本数学会出版賞受賞のことば (pdfファイル)
増補版への序/序 (pdfファイル)
凡例/編集部による注記 (pdfファイル)
I.ベクトルと行列の演算
1.1 ベクトルの演算
1.2 行列の演算
1.3 行列の演算(続)
1.4 一次写像
1.5 実数と複素数
1.6 内積
研究課題 行列の指数函数について
II.行列式
2.1 置換
2.2 行列式の定義と基本的性質
2.3 行列式の展開
2.4 連立一次方程式(Cramerの解法)
2.5 行列式の積
2.6 二,三の応用
研究課題 1.特殊な形の行列式
研究課題 2.乗法公式による行列式の特徴づけ
研究課題 3.行列式の微分
III.ベクトル空間
3.1 ベクトルの一次独立性
3.2 部分空間
3.3 正規直交系と直交補空間
3.4 一次写像(行列)の階数
3.5 連立一次方程式(一般の場合)
3.6 ベクトル空間の公理化
3.7 底の変換,直交変換
研究課題 1.羃等行列,射影子
研究課題 2.連立線型微分方程式
IV.行列の標準化
4.1 固有値と固有ベクトル
4.2 固有空間への分解
4.3 対称行列の標準化
4.4 二次形式
4.5 正規行列
4.6 直交行列の群
研究課題 1.一般の二次形式
研究課題 2.直交群のLie環
V.テンソル代数
5.1 双対空間
5.2 テンソル積
5.3 対称テンソルと交代テンソル
5.4 テンソル代数,グラスマン代数
5.5 係数体の拡大と制限
研究課題 群の表現
附録 幾何学的説明
1.空間におけるベクトル
2.直線,平面のベクトル表示
3.面積,体積
4.Euclid幾何の公理
5.二次曲面の主軸
文献表
問題の解答
索引 (pdfファイル)
内容紹介:
本書の旧版(1958年刊、1974年増補改題)は、線型代数学に関する最も基礎的な理論および諸概念を明快に解説し、より本格的に線型代数学を学びたい読者にとって最適の参考書として、数十年にわたって理工系の多くの読者から親しまれ支持されつづけてきた定評の書。第V章のテンソル代数は、表現論や微分幾何学を学ぶ上で特に重要な概念について詳述している。2006年には日本数学会出版賞を受賞した。
その旧版をもとに、2015年刊行の新装版では、最新の組版技術によって新たに本文を組み直して読みやすくし、読者の便宜を図った。なお改版にあたっては原則、一部の文字遣いを改めるにとどめ、本文は変更していない。
2015年6月6日刊行、339ページ。(旧版は1974年1月20日刊行、324ページ)
著者について:
佐武一郎(さたけ いちろう): ウィキペディアの記事
1927年-2014年 山口県出身。東京大学理学部卒業。東京大学助教授、東京大学助教授、同 教授、シカゴ大学数学教授、カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。東北大学名誉教授、中央大学教授などを歴任。専門は微分幾何学、代数群。佐武同型、志村多様体の佐武コンパクト化、ディンキン図形の一般化である佐武図形などで知られる。主な著書に『リー群の話』(日本評論社)、『リー環の話』(日本評論社)、“Classification theory of semi-simple algebraic groups”(Marcel Dekker)ほか。
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I.ベクトルと行列の演算
II.行列式
III.ベクトル空間
IV.行列の標準化
V.テンソル代数
附録 幾何学的説明
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増補版への序/序 (pdfファイル)
凡例/編集部による注記 (pdfファイル)
I.ベクトルと行列の演算
1.1 ベクトルの演算
1.2 行列の演算
1.3 行列の演算(続)
1.4 一次写像
1.5 実数と複素数
1.6 内積
研究課題 行列の指数函数について
II.行列式
2.1 置換
2.2 行列式の定義と基本的性質
2.3 行列式の展開
2.4 連立一次方程式(Cramerの解法)
2.5 行列式の積
2.6 二,三の応用
研究課題 1.特殊な形の行列式
研究課題 2.乗法公式による行列式の特徴づけ
研究課題 3.行列式の微分
III.ベクトル空間
3.1 ベクトルの一次独立性
3.2 部分空間
3.3 正規直交系と直交補空間
3.4 一次写像(行列)の階数
3.5 連立一次方程式(一般の場合)
3.6 ベクトル空間の公理化
3.7 底の変換,直交変換
研究課題 1.羃等行列,射影子
研究課題 2.連立線型微分方程式
IV.行列の標準化
4.1 固有値と固有ベクトル
4.2 固有空間への分解
4.3 対称行列の標準化
4.4 二次形式
4.5 正規行列
4.6 直交行列の群
研究課題 1.一般の二次形式
研究課題 2.直交群のLie環
V.テンソル代数
5.1 双対空間
5.2 テンソル積
5.3 対称テンソルと交代テンソル
5.4 テンソル代数,グラスマン代数
5.5 係数体の拡大と制限
研究課題 群の表現
附録 幾何学的説明
1.空間におけるベクトル
2.直線,平面のベクトル表示
3.面積,体積
4.Euclid幾何の公理
5.二次曲面の主軸
文献表
問題の解答
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