「A Brief History of Time (2017, 2018): Stephen Hawking」(Kindle版)
内容紹介:
IN A LANDMARK VOLUME OF SCIENCE WRITING by one of the great minds of our time, Stephen Hawking explores such profound questions as: How did the universe begin - and what made its start possible? Does time always flow forward? Is the universe unending - or are there boundaries? Are there other dimensions in space? What will happen when it all ends?
In language we can all understand, A Brief History of Time plunges into the exotic realms of black holes and quarks, of antimatter and "arrows of time," of the big bang oand a bigger God - where the possibilities are wondrous and unexpected. With exciting images and profound imagination, Stephen Hawking brings us closer to the ultimate secretes at the very heart of creation.
ペーパーバック版: 2018年10月16日刊行、226ページ。
Kindle版: 2017年刊行、226ページ。
著者について:
Stephen Hawking was the Lucasian Professor of Mathematics at the University of Cambridge for thirty years and the recipient of numerous awards and honors including the Presidential Medal of Freedom. His books for the general reader include My Brief History, the classic A Brief History of Time, the essay collection Black Holes and Baby Universes, The Universe in a Nutshell, and, with Leonard Mlodinow, A Briefer History of Time and The Grand Design. He also co-authored a series of children’s books with his daughter, beginning with George’s Secret Key to the Universe. Stephen Hawking died in 2018.
ホーキング博士の著書: 日本語版 英語版
理数系書籍のレビュー記事は本書で378冊目。
今年3月に亡くなったホーキング博士の代表作「ホーキング、宇宙を語る」の原書である。とね日記で洋書のレビュー記事を書くのは初めてのことだ。日本語版は先日「ホーキング、宇宙を語る:スティーヴン・W. ホーキング」として記事を書いたが、原書初版から改訂されていないため、この名著がどのような形で最終版となったかが気になったから英語版(2017年刊行)を電子書籍で通読してみた。
また10月16日にはペーパーバック版も発売された。アマゾンの「なか見!検索」や「内容紹介」、「表紙のイメージ画像」は日本語サイト、アメリカのサイトともにいいかげんである。届いた本を確認した上で実際のところをお伝えさせていただくことにした。
英語原書は1988年に刊行され、その後1998年と2011年に改訂されている。日本語訳は残念ながら1988年版の原書のままだ。翻訳を担当された林一先生は現在85歳になられている。
「ホーキング、宇宙を語る(文庫版):スティーヴン・W. ホーキング」(1995年刊行)
「ホーキング、宇宙を語る(単行本):スティーヴン・W. ホーキング」(1989年刊行)
章立てはこのとおり。
第1章:私たちの宇宙像
第2章:空間と時間
第3章:膨張する宇宙
第4章:不確定性原理
第5章:素粒子と自然界の力
第6章:ブラックホール
第7章:ブラックホールはそれほど黒くない
第8章:宇宙の起源と運命
第9章:時間の矢
第10章:物理学の統合
第11章:結論―人間の理性の勝利
2017年、2018年の原書のペーパーバック版とKindle版を比較したところ表紙のデザインを除き、中身はまったく同じだった。ISBNコードとASINコードは次のとおりだ。書店で購入される方はご注意いただきたい。
ISBN-13: 978-0553173253(ペーパーバック版、2018)
ASIN: B004WY3D0O(Kindle版、2017)
原書の目次は次のとおり。初版から追加された部分を太字にしておく。
Foreword(まえがき)
Foreword to the 2017 Edition(2017年版のまえがき)
Chapter 1 - Our Picture of the Universe(私たちの宇宙像)
Chapter 2 - Space and Time(空間と時間)
Chapter 3 - The Expanding Universe(膨張する宇宙)
Chapter 4 - The Uncertainty Principle(不確定性原理)
Chapter 5 - Elementary Particles and the Forces of Nature(素粒子と自然界の力)
Chapter 6 - Black Holes(ブラックホール)
Chapter 7 - Black Holes Ain't So Black(ブラックホールはそれほど黒くない)
Chapter 8 - The Origin and Fate of the Universe(宇宙の起源と運命)
Chapter 9 - The Arrow of Time(時間の矢)
Chapter 10 - Wormholes and Time Travel(ワームホールとタイムトラベル)
Chapter 11 - The Unification of Physics(物理学の統合)
Chapter 12 - Conclusion(結論)
Albert Einstein
Galileo Galilei
Isaac Newton
Appendix
Glossary
各Chapterの記述もわずかではあるが初版から1996年版までに発見された新しい事実が追加され改訂されている。「虚時間説」や「無境界仮説」などホーキング博士オリジナルの理論も詳しく解説されている。
そして1996年版から2017年版での大きな改訂はAppendix(付録)だ。ここには次のことが10ページに渡って書かれている。
Appendixの内容
Dark Energy and the Accelerating Expansion of the Universe
(ダークエネルギーと宇宙の加速的膨張)
Microwave Background Radiation and the No Boundary Proposal
(マイクロ波背景放射および無境界仮説の提案)
ここではCOBE (1992)、WMAP (2001)、Planck (2013)による宇宙マイクロ波背景放射観測の結果を受けて記述が追加されている。
Eternal Inflation and the Multiverse
(永久インフレーションおよびマルチバース)
Gravitational Waves
(重力波)
2015年9月にLIGOで重力波が初観測され2016年2月に発表されたこと、そしてそれに対する感想が書かれている。(参考記事:「重力波の直接観測に成功!」
The Information Paradox
(情報パラドックス)
LIGOでの重力波観測に興奮した理由として、これがブラックホールの情報パラドックスとして知られる大きな矛盾に直結していることがあげられる。この問題に対する博士の見解の移り変わりが年代順に書かれている。
Outlook
(将来の展望)
次のように締めくくっている。重力波の観測による初期宇宙の理解の進展、ダークエネルギーや宇宙の加速的膨張など目覚ましい発展に心が躍るが、いまだ私たちは世界のごく一部を理解しているに過ぎない。マルチバースの証拠が得られるのはそう遠くないかもしれない。これまでの20年と同じくらいエキサイティングなことが待ち受けていることだろう。
初版からの改訂の歴史をまとめておこう。初版の表紙も捨てがたいから、購入のためのリンクを貼っておく。
英語版ウィキペディア(ページを開く)には各版の説明があるが、大きな違いがあるようには見えない。
1988年:初版(ISBN-13: 978-0553346145)
「A Brief History Of Time (1988): Stephen Hawking」(ペーパーバック)
1998年:第2版:Chapter Ten Wormholes and Time Travel (第10章「ワームホールとタイムトラベル」が追加された)
2011年:第3版:This new edition includes recent updates from Stephen Hawking with his latest thoughts about the No Boundary Proposal and offers new information about dark energy, the information paradox, eternal inflation, the microwave background radiation observations, and the discovery of gravitational waves. (無境界仮説、ダークエネルギーの新情報、情報パラドックス、永久インフレーション(Eternal Inflation)、宇宙背景放射の観測、重力波の発見 - ただし重力波が直接検出されたのは2015年9月だ。(参考記事))
2018年:第4版
「A Brief History Of Time (2018): Stephen Hawking」(ペーパーバック)
内容は2017年Kindle版とまったく同じである。(表紙は届いたペーパーバック版を撮影したものだ。)
英語原書(Kindle版)
どの版のリンクから「Kindle版」をクリックしても、購入できるのは2017年版だけである。
「A Brief History Of Time (2017): Stephen Hawking」(Kindle版)
ホーキング博士がお書きになる英語はシンプルでとても読みやすい。本書は分量が手ごろで理系の人が洋書に慣れるのにうってつけだ。ぜひ、お読みになっていただきたい。
そして、これは今月発売されたばかりの本。ホーキング博士の遺作である。本は未完のままに博士は亡くなったが、博士の娘や研究者仲間が資料を集め、このほど刊行にこぎつけたという。この中で博士は「神は存在するのか?」という問いに対して、最終的な見解をお書きになっている。
ペーパーバック版は11月13日に発売。以下のリンクはハードカバー版とKindle版である。
「Brief Answers to the Big Questions: the final book from Stephen Hawking」(Kindle版)
神は存在するのか? ホーキング博士が遺作でも強調した「答え」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58046
ホーキング博士の著書は、日本語タイトルは原書とだいぶ違うので、対応関係を書いておく。
ホーキング、宇宙を語る(A Brief History of Time, 1988)
ホーキングとペンローズが語る 時空の本質(The Nature of Space and Time, 1996)
ホーキング、未来を語る(The Universe in a Nutshell, 2001)
ホーキング、宇宙の始まりと終わり(The Theory of Everything, 2002)
ホーキング、宇宙のすべてを語る(A Briefer History of Time, 2005)
宇宙への秘密の鍵(George's Secret Key to the Universe, 2007)
ホーキング、宇宙と人間を語る(The Grand Design, 2010)
ホーキング、自らを語る(My brief History, 2013)
ホーキング、ブラックホールを語る(Black Holes, 2016)
ホーキング、最後に語る:多宇宙をめぐる博士のメッセージ(A Smooth Exit from Eternal Inflation?, 2017というホーキング博士の最後の論文の解説本)
関連記事:
ホーキング、宇宙を語る:スティーヴン・W. ホーキング
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/1e3dbc9b3d10d4a9b6518b6b32429e22
ホーキング博士の訃報に接し (Stephen Hawking passed away)
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/63860b8ac08b47f1fc9c5cbac3f9ca8f
ブラックホール戦争:レオナルド・サスキンド
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/c8ad22de70df7be8e51a066ca8354106
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「A Brief History of Time (2017, 2018): Stephen Hawking」(Kindle版)
Foreword(まえがき)
Foreword to the 2017 Edition(2017年版のまえがき)
Chapter 1 - Our Picture of the Universe(私たちの宇宙像)
Chapter 2 - Space and Time(空間と時間)
Chapter 3 - The Expanding Universe(膨張する宇宙)
Chapter 4 - The Uncertainty Principle(不確定性原理)
Chapter 5 - Elementary Particles and the Forces of Nature(素粒子と自然界の力)
Chapter 6 - Black Holes(ブラックホール)
Chapter 7 - Black Holes Ain't So Black(ブラックホールはそれほど黒くない)
Chapter 8 - The Origin and Fate of the Universe(宇宙の起源と運命)
Chapter 9 - The Arrow of Time(時間の矢)
Chapter 10 - Wormholes and Time Travel(ワームホールとタイムトラベル)
Chapter 11 - The Unification of Physics(物理学の統合)
Chapter 12 - Conclusion(結論)
Albert Einstein
Galileo Galilei
Isaac Newton
Appendix
Glossary
内容紹介:
IN A LANDMARK VOLUME OF SCIENCE WRITING by one of the great minds of our time, Stephen Hawking explores such profound questions as: How did the universe begin - and what made its start possible? Does time always flow forward? Is the universe unending - or are there boundaries? Are there other dimensions in space? What will happen when it all ends?
In language we can all understand, A Brief History of Time plunges into the exotic realms of black holes and quarks, of antimatter and "arrows of time," of the big bang oand a bigger God - where the possibilities are wondrous and unexpected. With exciting images and profound imagination, Stephen Hawking brings us closer to the ultimate secretes at the very heart of creation.
ペーパーバック版: 2018年10月16日刊行、226ページ。
Kindle版: 2017年刊行、226ページ。
著者について:
Stephen Hawking was the Lucasian Professor of Mathematics at the University of Cambridge for thirty years and the recipient of numerous awards and honors including the Presidential Medal of Freedom. His books for the general reader include My Brief History, the classic A Brief History of Time, the essay collection Black Holes and Baby Universes, The Universe in a Nutshell, and, with Leonard Mlodinow, A Briefer History of Time and The Grand Design. He also co-authored a series of children’s books with his daughter, beginning with George’s Secret Key to the Universe. Stephen Hawking died in 2018.
ホーキング博士の著書: 日本語版 英語版
理数系書籍のレビュー記事は本書で378冊目。
今年3月に亡くなったホーキング博士の代表作「ホーキング、宇宙を語る」の原書である。とね日記で洋書のレビュー記事を書くのは初めてのことだ。日本語版は先日「ホーキング、宇宙を語る:スティーヴン・W. ホーキング」として記事を書いたが、原書初版から改訂されていないため、この名著がどのような形で最終版となったかが気になったから英語版(2017年刊行)を電子書籍で通読してみた。
また10月16日にはペーパーバック版も発売された。アマゾンの「なか見!検索」や「内容紹介」、「表紙のイメージ画像」は日本語サイト、アメリカのサイトともにいいかげんである。届いた本を確認した上で実際のところをお伝えさせていただくことにした。
英語原書は1988年に刊行され、その後1998年と2011年に改訂されている。日本語訳は残念ながら1988年版の原書のままだ。翻訳を担当された林一先生は現在85歳になられている。
「ホーキング、宇宙を語る(文庫版):スティーヴン・W. ホーキング」(1995年刊行)
「ホーキング、宇宙を語る(単行本):スティーヴン・W. ホーキング」(1989年刊行)
章立てはこのとおり。
第1章:私たちの宇宙像
第2章:空間と時間
第3章:膨張する宇宙
第4章:不確定性原理
第5章:素粒子と自然界の力
第6章:ブラックホール
第7章:ブラックホールはそれほど黒くない
第8章:宇宙の起源と運命
第9章:時間の矢
第10章:物理学の統合
第11章:結論―人間の理性の勝利
2017年、2018年の原書のペーパーバック版とKindle版を比較したところ表紙のデザインを除き、中身はまったく同じだった。ISBNコードとASINコードは次のとおりだ。書店で購入される方はご注意いただきたい。
ISBN-13: 978-0553173253(ペーパーバック版、2018)
ASIN: B004WY3D0O(Kindle版、2017)
原書の目次は次のとおり。初版から追加された部分を太字にしておく。
Foreword(まえがき)
Foreword to the 2017 Edition(2017年版のまえがき)
Chapter 1 - Our Picture of the Universe(私たちの宇宙像)
Chapter 2 - Space and Time(空間と時間)
Chapter 3 - The Expanding Universe(膨張する宇宙)
Chapter 4 - The Uncertainty Principle(不確定性原理)
Chapter 5 - Elementary Particles and the Forces of Nature(素粒子と自然界の力)
Chapter 6 - Black Holes(ブラックホール)
Chapter 7 - Black Holes Ain't So Black(ブラックホールはそれほど黒くない)
Chapter 8 - The Origin and Fate of the Universe(宇宙の起源と運命)
Chapter 9 - The Arrow of Time(時間の矢)
Chapter 10 - Wormholes and Time Travel(ワームホールとタイムトラベル)
Chapter 11 - The Unification of Physics(物理学の統合)
Chapter 12 - Conclusion(結論)
Albert Einstein
Galileo Galilei
Isaac Newton
Appendix
Glossary
各Chapterの記述もわずかではあるが初版から1996年版までに発見された新しい事実が追加され改訂されている。「虚時間説」や「無境界仮説」などホーキング博士オリジナルの理論も詳しく解説されている。
そして1996年版から2017年版での大きな改訂はAppendix(付録)だ。ここには次のことが10ページに渡って書かれている。
Appendixの内容
Dark Energy and the Accelerating Expansion of the Universe
(ダークエネルギーと宇宙の加速的膨張)
Microwave Background Radiation and the No Boundary Proposal
(マイクロ波背景放射および無境界仮説の提案)
ここではCOBE (1992)、WMAP (2001)、Planck (2013)による宇宙マイクロ波背景放射観測の結果を受けて記述が追加されている。
Eternal Inflation and the Multiverse
(永久インフレーションおよびマルチバース)
Gravitational Waves
(重力波)
2015年9月にLIGOで重力波が初観測され2016年2月に発表されたこと、そしてそれに対する感想が書かれている。(参考記事:「重力波の直接観測に成功!」
The Information Paradox
(情報パラドックス)
LIGOでの重力波観測に興奮した理由として、これがブラックホールの情報パラドックスとして知られる大きな矛盾に直結していることがあげられる。この問題に対する博士の見解の移り変わりが年代順に書かれている。
Outlook
(将来の展望)
次のように締めくくっている。重力波の観測による初期宇宙の理解の進展、ダークエネルギーや宇宙の加速的膨張など目覚ましい発展に心が躍るが、いまだ私たちは世界のごく一部を理解しているに過ぎない。マルチバースの証拠が得られるのはそう遠くないかもしれない。これまでの20年と同じくらいエキサイティングなことが待ち受けていることだろう。
初版からの改訂の歴史をまとめておこう。初版の表紙も捨てがたいから、購入のためのリンクを貼っておく。
英語版ウィキペディア(ページを開く)には各版の説明があるが、大きな違いがあるようには見えない。
1988年:初版(ISBN-13: 978-0553346145)
「A Brief History Of Time (1988): Stephen Hawking」(ペーパーバック)
1998年:第2版:Chapter Ten Wormholes and Time Travel (第10章「ワームホールとタイムトラベル」が追加された)
2011年:第3版:This new edition includes recent updates from Stephen Hawking with his latest thoughts about the No Boundary Proposal and offers new information about dark energy, the information paradox, eternal inflation, the microwave background radiation observations, and the discovery of gravitational waves. (無境界仮説、ダークエネルギーの新情報、情報パラドックス、永久インフレーション(Eternal Inflation)、宇宙背景放射の観測、重力波の発見 - ただし重力波が直接検出されたのは2015年9月だ。(参考記事))
2018年:第4版
「A Brief History Of Time (2018): Stephen Hawking」(ペーパーバック)
内容は2017年Kindle版とまったく同じである。(表紙は届いたペーパーバック版を撮影したものだ。)
英語原書(Kindle版)
どの版のリンクから「Kindle版」をクリックしても、購入できるのは2017年版だけである。
「A Brief History Of Time (2017): Stephen Hawking」(Kindle版)
ホーキング博士がお書きになる英語はシンプルでとても読みやすい。本書は分量が手ごろで理系の人が洋書に慣れるのにうってつけだ。ぜひ、お読みになっていただきたい。
そして、これは今月発売されたばかりの本。ホーキング博士の遺作である。本は未完のままに博士は亡くなったが、博士の娘や研究者仲間が資料を集め、このほど刊行にこぎつけたという。この中で博士は「神は存在するのか?」という問いに対して、最終的な見解をお書きになっている。
ペーパーバック版は11月13日に発売。以下のリンクはハードカバー版とKindle版である。
「Brief Answers to the Big Questions: the final book from Stephen Hawking」(Kindle版)
神は存在するのか? ホーキング博士が遺作でも強調した「答え」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58046
ホーキング博士の著書は、日本語タイトルは原書とだいぶ違うので、対応関係を書いておく。
ホーキング、宇宙を語る(A Brief History of Time, 1988)
ホーキングとペンローズが語る 時空の本質(The Nature of Space and Time, 1996)
ホーキング、未来を語る(The Universe in a Nutshell, 2001)
ホーキング、宇宙の始まりと終わり(The Theory of Everything, 2002)
ホーキング、宇宙のすべてを語る(A Briefer History of Time, 2005)
宇宙への秘密の鍵(George's Secret Key to the Universe, 2007)
ホーキング、宇宙と人間を語る(The Grand Design, 2010)
ホーキング、自らを語る(My brief History, 2013)
ホーキング、ブラックホールを語る(Black Holes, 2016)
ホーキング、最後に語る:多宇宙をめぐる博士のメッセージ(A Smooth Exit from Eternal Inflation?, 2017というホーキング博士の最後の論文の解説本)
関連記事:
ホーキング、宇宙を語る:スティーヴン・W. ホーキング
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/1e3dbc9b3d10d4a9b6518b6b32429e22
ホーキング博士の訃報に接し (Stephen Hawking passed away)
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/63860b8ac08b47f1fc9c5cbac3f9ca8f
ブラックホール戦争:レオナルド・サスキンド
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/c8ad22de70df7be8e51a066ca8354106
ブログ執筆のはげみになりますので、1つずつ応援クリックをお願いします。
「A Brief History of Time (2017, 2018): Stephen Hawking」(Kindle版)
Foreword(まえがき)
Foreword to the 2017 Edition(2017年版のまえがき)
Chapter 1 - Our Picture of the Universe(私たちの宇宙像)
Chapter 2 - Space and Time(空間と時間)
Chapter 3 - The Expanding Universe(膨張する宇宙)
Chapter 4 - The Uncertainty Principle(不確定性原理)
Chapter 5 - Elementary Particles and the Forces of Nature(素粒子と自然界の力)
Chapter 6 - Black Holes(ブラックホール)
Chapter 7 - Black Holes Ain't So Black(ブラックホールはそれほど黒くない)
Chapter 8 - The Origin and Fate of the Universe(宇宙の起源と運命)
Chapter 9 - The Arrow of Time(時間の矢)
Chapter 10 - Wormholes and Time Travel(ワームホールとタイムトラベル)
Chapter 11 - The Unification of Physics(物理学の統合)
Chapter 12 - Conclusion(結論)
Albert Einstein
Galileo Galilei
Isaac Newton
Appendix
Glossary