拡大
「超弦理論への最短ルート: 40冊の物理学、数学書籍」という記事で紹介した「スミルノフ高等数学教程」は物理数学を学ぶための決定版。気になっている方もいることだろう。全巻の目次情報を掲載しておくので購入するかどうかの判断材料としてお使いいただきたい。
函数関係と極限の理論 導函数の概念とその応用 積分の概念とその応用
「スミルノフ高等数学教程 1―I巻[第一分冊]―」
級数およびその近似計算への応用 多変数の函数 複素数 高等代数学の初歩と函数の積分
「スミルノフ高等数学教程 2―I巻[第二分冊]―」
I巻 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5 目次6
常微分方程式 線型微分方程式と微分方程式論補遺 重積分と線積分、広義の積分とパラメーターを含む積分
「スミルノフ高等数学教程 3―II巻[第一分冊]―」
ベクトル解析と場の理論 微分幾何学の基礎 フーリエ級数 数理物理学の偏微分方程式
「スミルノフ高等数学教程 4―II巻[第二分冊]」
II巻 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5 目次6 目次7
行列式と方程式系の解法 線型変換と二次形式 群論の基礎と群の線型表現 (付録)行列の標準形への簡約
「スミルノフ高等数学教程 5―III巻一部―」
III巻一部 目次1 目次2 目次3
函数論の基礎 等角写像と二次元の場 留数の理論の応用 整函数と有理型函数
「スミルノフ高等数学教程 6―III巻二部[第一分冊]―」
多変数の函数と行列の函数 線型微分方程式 数理物理学における特殊函数
「スミルノフ高等数学教程 7―III巻二部[第二分冊]―」
III巻二部 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5
積分方程式 変分法
「スミルノフ高等数学教程 8―IV巻[第一分冊]―」
偏微分方程式の一般的理論
「スミルノフ高等数学教程 9―IV巻[第二分冊]―」
境界値問題
「スミルノフ高等数学教程 10―IV巻[第三分冊]―」
IV巻 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5 目次6
スティルチェス積分 集合函数とルベーグ積分 集合函数 絶対連続性 一般の積分の概念
「スミルノフ高等数学教程 11―V巻[第一分冊]―」
距離空間とノルム空間 ヒルベルト空間
「スミルノフ高等数学教程 12―V巻[第二分冊]―」
V巻 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5
購入される方はこちらからどうぞ。
スミルノフ高等数学教程(とね書店)
http://astore.amazon.co.jp/tonejiten-22?_encoding=UTF8&node=66
各巻の章構成からも明らかなように、物理数学の色彩の強い教程である。これは本書が、スミルノフ教授のレニングラード大学(当時、現サンクトペテルブルク大学)の物理学科学生に対する多年の講義に基づいて書かれているためである。スミルノフ高等数学教程 1―I巻[第一分冊] の 訳者序文より引用する。
わが国の大学教養課程の程度の微分・積分法よりはじまり、線形代数・群論・作用素論なども含めて、函数論・微分方程式論など解析学の諸部門およびそれらと物理学との関連にいたるまでを懇切に解説したものである。 その目的とするところは、これらの諸理論を単に説き来り説き去るというのではなく、物理学や科学技術の領域に必須な事柄を豊富に取り扱いつつ、数学的諸方法を十分に理解せしめ、自らこれらを駆使し得る段階にまで読者を導こうとすることにある。したがってその説明はいたるところ懇切丁寧であって、しかも全体を一貫した方針でつらぬいている。 わが国においても数学やその応用に関する幾多のすぐれた著作が出版されているが、このような特徴をもった書物はその類を見ない。この書の邦訳が、わが国の多数の理工科系の学生諸君および研究者諸氏に役立つことを、訳者一同心より願う次第である。
関連記事:
大学で学ぶ数学とは(概要編)
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/07137c47d16d95ddde8f5c4cb6f37d55
大学で学ぶ数学とは(実用数学編)
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/975ad3faa2f6fd558b48c76513466945
線形代数学入門のための教科書談義
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/9d2ac30c9f5f620ad703304d710ed90b
解析学入門のための教科書談義
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/22c325e49cfd7c721679dbc2896b86a4
ちょっと気になる常微分方程式の本
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/779e59b0996c582373308c0a4facf16f
応援クリックをお願いします!
「超弦理論への最短ルート: 40冊の物理学、数学書籍」という記事で紹介した「スミルノフ高等数学教程」は物理数学を学ぶための決定版。気になっている方もいることだろう。全巻の目次情報を掲載しておくので購入するかどうかの判断材料としてお使いいただきたい。
函数関係と極限の理論 導函数の概念とその応用 積分の概念とその応用
「スミルノフ高等数学教程 1―I巻[第一分冊]―」
級数およびその近似計算への応用 多変数の函数 複素数 高等代数学の初歩と函数の積分
「スミルノフ高等数学教程 2―I巻[第二分冊]―」
I巻 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5 目次6
常微分方程式 線型微分方程式と微分方程式論補遺 重積分と線積分、広義の積分とパラメーターを含む積分
「スミルノフ高等数学教程 3―II巻[第一分冊]―」
ベクトル解析と場の理論 微分幾何学の基礎 フーリエ級数 数理物理学の偏微分方程式
「スミルノフ高等数学教程 4―II巻[第二分冊]」
II巻 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5 目次6 目次7
行列式と方程式系の解法 線型変換と二次形式 群論の基礎と群の線型表現 (付録)行列の標準形への簡約
「スミルノフ高等数学教程 5―III巻一部―」
III巻一部 目次1 目次2 目次3
函数論の基礎 等角写像と二次元の場 留数の理論の応用 整函数と有理型函数
「スミルノフ高等数学教程 6―III巻二部[第一分冊]―」
多変数の函数と行列の函数 線型微分方程式 数理物理学における特殊函数
「スミルノフ高等数学教程 7―III巻二部[第二分冊]―」
III巻二部 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5
積分方程式 変分法
「スミルノフ高等数学教程 8―IV巻[第一分冊]―」
偏微分方程式の一般的理論
「スミルノフ高等数学教程 9―IV巻[第二分冊]―」
境界値問題
「スミルノフ高等数学教程 10―IV巻[第三分冊]―」
IV巻 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5 目次6
スティルチェス積分 集合函数とルベーグ積分 集合函数 絶対連続性 一般の積分の概念
「スミルノフ高等数学教程 11―V巻[第一分冊]―」
距離空間とノルム空間 ヒルベルト空間
「スミルノフ高等数学教程 12―V巻[第二分冊]―」
V巻 目次1 目次2 目次3 目次4 目次5
購入される方はこちらからどうぞ。
スミルノフ高等数学教程(とね書店)
http://astore.amazon.co.jp/tonejiten-22?_encoding=UTF8&node=66
各巻の章構成からも明らかなように、物理数学の色彩の強い教程である。これは本書が、スミルノフ教授のレニングラード大学(当時、現サンクトペテルブルク大学)の物理学科学生に対する多年の講義に基づいて書かれているためである。スミルノフ高等数学教程 1―I巻[第一分冊] の 訳者序文より引用する。
わが国の大学教養課程の程度の微分・積分法よりはじまり、線形代数・群論・作用素論なども含めて、函数論・微分方程式論など解析学の諸部門およびそれらと物理学との関連にいたるまでを懇切に解説したものである。 その目的とするところは、これらの諸理論を単に説き来り説き去るというのではなく、物理学や科学技術の領域に必須な事柄を豊富に取り扱いつつ、数学的諸方法を十分に理解せしめ、自らこれらを駆使し得る段階にまで読者を導こうとすることにある。したがってその説明はいたるところ懇切丁寧であって、しかも全体を一貫した方針でつらぬいている。 わが国においても数学やその応用に関する幾多のすぐれた著作が出版されているが、このような特徴をもった書物はその類を見ない。この書の邦訳が、わが国の多数の理工科系の学生諸君および研究者諸氏に役立つことを、訳者一同心より願う次第である。
関連記事:
大学で学ぶ数学とは(概要編)
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/07137c47d16d95ddde8f5c4cb6f37d55
大学で学ぶ数学とは(実用数学編)
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/975ad3faa2f6fd558b48c76513466945
線形代数学入門のための教科書談義
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/9d2ac30c9f5f620ad703304d710ed90b
解析学入門のための教科書談義
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/22c325e49cfd7c721679dbc2896b86a4
ちょっと気になる常微分方程式の本
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/779e59b0996c582373308c0a4facf16f
応援クリックをお願いします!