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一昨日から神保町で神田古本まつりが開催されている。昨年も行ったがブログ記事にはしていなかった。今日行ってきたので記録として何を買ってきたか記録として残しておこう。
第56回 東京名物神田古本まつり 2015年10月23日(金)~11月1日(日)
http://jimbou.info/news/furuhon_fes_index.html
そして今度の土日は同じ地域で「神保町ブックフェスティバル」も開催される。路上のワゴンセールと露店で賑うイベントだ。古本まつりと両方楽しむのだったら今度の土日に行くべきだろう。
第25回 神保町ブックフェスティバル 2015年10月31日(土)、11月1日(日)
http://jimbou.info/news/book_fes.html
今年買ってきたのはこの4冊。舗道に並べられた本棚には買いたい本がなかったので、結局明倫館書店での買い物になった。合計14,100円。定価の4割引きの値段である。
「シミュレーション天文学 (シリーズ現代の天文学)」
内容: コンピュータの中に天体を再現し、その実相に迫る。天文シミュレーションの全体をカバーしつつ、基礎の数理から最新の成果までを一貫して記述。
僕のコメント: このシリーズをすべて揃えるつもりはないが、興味のある巻から順番に購入したい。以前NHKの番組でファーストスターの再現映像をスパコンで再現しているのを見て、天体や宇宙のシミュレーションへの興味が増しているところ。安かったので購入。
「リーマン―人と業績」(シュプリンガー版)(丸善出版)
内容: リーマン幾何学やリーマン積分など、現代数学の基礎概念にその名を残し、19世紀半ばにして20世紀数学を予見して、その飛躍の礎を与えたドイツの数学者リーマン。本書ではリーマンの数学における代表的な仕事を厳選し、それぞれの分野におけるリーマン以前の数学の到達点とリーマン以降の数学の流れの変化を明らかにすることによって、リーマンの業績の同時代における意義を浮き彫りにした。さらに本書では物理学・哲学についての彼の仕事も紹介。彼の学問の背景となる生い立ち、交遊についても伝記的に興味深い内容を詳述している。
僕のコメント: 業績はウィキペディアやこれまで読んでいた本である程度知っていたが、どのような人物だったかにも興味がでてきた。伝記本であるが数式もいくつか書かれている。読みごたえがありそうな415ページの本だ。来年はリーマン生誕から190年、没後150年である。
「力学系カオス:松葉育雄」
内容: カオス理論を、力学的な見方を中心に丁寧に解説しました。基本からはじめ、豊富な数値解析や図を交えながら進むため、理論そのものだけでなく、理論と実現象とのつながりがよくわかります。演習問題や研究課題も数多く掲載しているので、本格的な理解に役立ちます。カオス理論をこれから学ぶ方、さらによく知りたい方、利用したい方に最適です。
僕のコメント: これまでカオスや複雑系は手を広げる余裕がなかった。リーズナブルな価格だったので購入してみた。520ページの分厚い本。
「古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ:山本義隆」
内容: 「ニュートン力学」と称される古典力学は、ニュートン以後のヨーロッパの数学者たちによる協同作業で形成されていったものであった。最新の科学史学を踏まえた、近代自然科学理論生成の物語。
僕のコメント: 今日の買い物でいちばんうれしかったのがこの本。コペルニクスからニュートンに至るまでの本はたくさんあるが、ニュートンからラグランジュに至る古典力学史はこの本に勝るものがあるだろうか?山本先生の本なのできっと素晴らしいに違いない。
神保町に行くとたいてい尾道ラーメンを食べる。水道橋駅近くには2店舗あったのだが、よく行っていた店舗は今年の9月17日に閉店していた。
ということで、もうひとつの店舗のほうで大盛りチャーシュー麺を食べた。
尾道ラーメン 麺一筋
http://www.onomichi-jp.com/
関連記事:
第51回 神田古本まつり
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/c8b3a07e28fd98a1f3f7feb852e1d2b1
とねの本棚 (蔵書目録)
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/2949d01bf2f786f7d788c7f191fc3daa
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第56回 東京名物神田古本まつり 2015年10月23日(金)~11月1日(日)
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そして今度の土日は同じ地域で「神保町ブックフェスティバル」も開催される。路上のワゴンセールと露店で賑うイベントだ。古本まつりと両方楽しむのだったら今度の土日に行くべきだろう。
第25回 神保町ブックフェスティバル 2015年10月31日(土)、11月1日(日)
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今年買ってきたのはこの4冊。舗道に並べられた本棚には買いたい本がなかったので、結局明倫館書店での買い物になった。合計14,100円。定価の4割引きの値段である。
「シミュレーション天文学 (シリーズ現代の天文学)」
内容: コンピュータの中に天体を再現し、その実相に迫る。天文シミュレーションの全体をカバーしつつ、基礎の数理から最新の成果までを一貫して記述。
僕のコメント: このシリーズをすべて揃えるつもりはないが、興味のある巻から順番に購入したい。以前NHKの番組でファーストスターの再現映像をスパコンで再現しているのを見て、天体や宇宙のシミュレーションへの興味が増しているところ。安かったので購入。
「リーマン―人と業績」(シュプリンガー版)(丸善出版)
内容: リーマン幾何学やリーマン積分など、現代数学の基礎概念にその名を残し、19世紀半ばにして20世紀数学を予見して、その飛躍の礎を与えたドイツの数学者リーマン。本書ではリーマンの数学における代表的な仕事を厳選し、それぞれの分野におけるリーマン以前の数学の到達点とリーマン以降の数学の流れの変化を明らかにすることによって、リーマンの業績の同時代における意義を浮き彫りにした。さらに本書では物理学・哲学についての彼の仕事も紹介。彼の学問の背景となる生い立ち、交遊についても伝記的に興味深い内容を詳述している。
僕のコメント: 業績はウィキペディアやこれまで読んでいた本である程度知っていたが、どのような人物だったかにも興味がでてきた。伝記本であるが数式もいくつか書かれている。読みごたえがありそうな415ページの本だ。来年はリーマン生誕から190年、没後150年である。
「力学系カオス:松葉育雄」
内容: カオス理論を、力学的な見方を中心に丁寧に解説しました。基本からはじめ、豊富な数値解析や図を交えながら進むため、理論そのものだけでなく、理論と実現象とのつながりがよくわかります。演習問題や研究課題も数多く掲載しているので、本格的な理解に役立ちます。カオス理論をこれから学ぶ方、さらによく知りたい方、利用したい方に最適です。
僕のコメント: これまでカオスや複雑系は手を広げる余裕がなかった。リーズナブルな価格だったので購入してみた。520ページの分厚い本。
「古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ:山本義隆」
内容: 「ニュートン力学」と称される古典力学は、ニュートン以後のヨーロッパの数学者たちによる協同作業で形成されていったものであった。最新の科学史学を踏まえた、近代自然科学理論生成の物語。
僕のコメント: 今日の買い物でいちばんうれしかったのがこの本。コペルニクスからニュートンに至るまでの本はたくさんあるが、ニュートンからラグランジュに至る古典力学史はこの本に勝るものがあるだろうか?山本先生の本なのできっと素晴らしいに違いない。
神保町に行くとたいてい尾道ラーメンを食べる。水道橋駅近くには2店舗あったのだが、よく行っていた店舗は今年の9月17日に閉店していた。
ということで、もうひとつの店舗のほうで大盛りチャーシュー麺を食べた。
尾道ラーメン 麺一筋
http://www.onomichi-jp.com/
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第51回 神田古本まつり
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