「無思考国家 だから二ホンは滅び行く国になった」
内容
今最も注目される社会学作家・秋嶋亮(旧名・響堂雪乃)の『二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ』シリーズの総括となる注目作。なぜ二ホンは滅び行く国になったのか? その深層と真相を明らかにする。
監視警察国家への移行が急務である理由/ナチス宣伝省化した記者クラブ/知られざるナチスとワクチンとの関係/国債によって国民が奴隷化する仕組み/政府は言論弾圧を宣言した/貧困問題は外交問題である/ヒトラーユーゲントが靖国神社に参拝した黒歴史/中国式のデジタル監視社会が登場する/コロナ禍の裏で日本の植民地化が進む/超富裕階級が構想する世界/「帝国官僚制」が日本を絞め殺す/国民に思考を放棄させる運動/外資が日本のワクチン政策を決める/公衆衛生の美名の下に成るファシズム/恐怖政治の兆候が現れている/選挙で政治を変えることはできない/人間が家畜化される時代の風景/野党共闘ではなく与野党共闘/多国籍な製薬企業が作る搾取構造/公共放送がフェイクニュースを流す/グローバル資本が立法集団化する悪夢………
2022年5月23日刊行、308ページ
著者略歴
秋嶋亮(あきしまりょう)響堂雪乃より改名。
全国紙系媒体の編集長を退任し社会学作家に転向。ブログ・マガジン「独りファシズム Ver.0.3」http://alisonn.blog106.fc2.com/ を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている。主著として『独りファシズム―つまり生命は資本に翻弄され続けるのか?―』(ヒカルランド)、『略奪者のロジック―支配を構造化する210の言葉たち―』(三五館)、『終末社会学用語辞典』(共著、白馬社)、『植民地化する日本、帝国化する世界』(共著、ヒカルランド)、『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ―15歳から始める生き残るための社会学』(白馬社)、『放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか』(共著、白馬社)、『北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか―国民は両建構造(ヤラセ)に騙されている―』(白馬社)『続・ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ―16歳から始める思考者になるための社会学』(白馬社)、『略奪者のロジック 超集編―ディストピア化する日本を究明する201の言葉たち―』(白馬社)、『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへOUTBREAK―17歳から始める反抗者になるための社会学』(白馬社)、『無思考国家―だからニホンは滅び行く国になった―』(白馬社)などがある。
秋嶋亮としての著作: Amazonで検索
響堂雪乃としての著作: Amazonで著作
前回紹介した「日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識―」(紹介記事)のほぼ1年前に刊行されたのが今回紹介する本だ。読めば読むほど絶望的になった。
内容は「日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識―」とだいぶかぶっていて、結論から言えば黄色い本のほうだけ読んでも著者の主張を把握するには十分だと思う。
黄色い本に比べ、ピンク色の本のほうはコロナワクチンの問題(大量の死者、重症者がでている問題)、東京五輪の問題、福島原発の問題に関して割かれているページ数が多い。
章立ては次のとおり。詳細目次はこの記事のいちばん下に掲載した。
第1章:日本の暗黒化が止まらない
第2章:直視すべき過去と現在と未来
第3章:無知を自覚しないという悪
第4章:洗脳と調教の国家
第5章:破局の時代に突入した
岸田総理はアメリカのキャンプデービッドで行われた日米韓の首脳会談から帰国したばかりだ。今後米国と新型ミサイルを共同開発する約束をしてきてしまった。これだけ重要なことを国会審議を経ず(自民党内でも審議されていない)に決めてしまうことは、そして武器を開発することは、憲法に明確に違反している。岸田政権になってから、憲法違反の数は明らかに増えている。日本はなぜこんなことになっているのか。本書を読んだ後だと、それがよくわかる。
憲法違反だという非難を受けないために、日本政府、自民党は憲法改正にこだわっている。改憲を許してしまうと、日本は民主国家から完全に独裁国家へ変貌してしまう。
「家族は、互いに助け合わなければならない」とは「国はあなたを助けないから、家族で助け合わなければならない」という意味だ。
先日、「NHKスペシャル Z世代と“戦争”」という番組で、若者たちが戦争について意見を述べていた。「戦争はなぜおこるか?」という質問に対して「人によって経験してきたこと、考え方が違い、それを認め合うことができないからおこる」とか「"いじめ"と"いじる"の線引きが人によって違う。そのように個人個人によって価値観や考え方が違うからおこる」などという見当はずれな原因をあげている参加者がいた。こういう番組に参加する人は、一般的な若者の中では「意識高い系」だと思うのだが、それでも「この程度か!」と思ってしまう。
本書が主張しているのは、巨大なグローバル金融資本の複合体が世界に分散して存在し、米国の主幹産業である軍事産業を構成する企業の株式を購入することで儲けを得ようとしていること、米国は10年に一度戦争が起きないと国を支えられなくなっているため、戦争が起きるような挑発をし続けているというものだ。ウクライナでの戦争についても、それは例外ではない。
NHKはもちろん「ロシアがウクライナを侵略したから戦争が始まった」という前提で報道を続けてきているから、本書の主張とは相いれない。もし、僕が(すでに若者ではないが)この番組に参加して、本書の主張のまま(僕も本書に書かれていることには納得している)のことを発言したとしたら、きっとその部分はカットされていたことだろう。NHKは、もはや政府の見解と異なることを報道できなくなっただけでなく、NHKと他の民放テレビ局は日本政府の宣伝媒体となってしまっている。こうなったのは東日本大震災の報道以降のことだ。マスコミから発表される政府、自民党の支持率は、かなり以前から「盛られた数字」になっていることを見ればおわかりだろう。
日本はだいぶ前から民主主義国家ではなくなり独裁国家になっていること、そしてなぜそうなってしまったのかがとてもよく理解できる本である。トンデモ本、陰謀論系の本ではない。日本政府やアメリカ政府はグローバル金融資本の複合体の末端でしかない。日本の政策、法案のほとんどは国会で審議される以前に日米合同委員会(組織図)により決定されているため、日本はその決定に従うしかない状況が続いている。1951年のサンフランシスコ平和条約により、日本は名目的に独立国家となったが、実質的には現在も米国による支配が続いている。
追跡!謎の日米合同委員会 別のかたちで継続された「占領政策」 吉田 敏浩著
https://www.tokyo-np.co.jp/article/165197
日本独立(2020):Prime Video
この映画の最後でGHQのトップとして6年間日本で占領政策を行なってきたマッカーサー元帥が、帰国後に米国議会で次のような報告をしたシーンが映されている。
「敗戦後のドイツと日本では事情が全く異なっていた。敗戦後のドイツ国民は文化的、知的に成熟していて(我々アメリカ人のように)45歳の大人として振る舞うことができていたが、敗戦後の日本人はまるで12歳の少年に等しい何事も感情に従って決めてしまう。そのために統治がしやすかった。」
この点については、現在も78年前からまったく変わっていないと僕は思う。
前回紹介した黄色い表紙の本とあわせ、ぜひ両方とも電子書籍化してほしいと思う。
「日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識―」(紹介記事)
「無思考国家 だから二ホンは滅び行く国になった」
この2冊を読んだため、フランスの経済学者トマ・ピケティの「21世紀の資本」(Kindle版)や、国会で政府支出の無駄遣いに厳しく切込み、とくに特別会計について詳細な研究を行い、2002年に刺殺された民主党の国会議員の石井紘基さんが書いた「日本が自滅する日 「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!」(Kindle版)を読みたくなった。
関連動画:
この本を刊行した白馬社(@hakubasha)の広報のまりなさん(@t2PrW6hArJWQR5S)による紹介動画を掲載しておく。
『無思考国家 -だからニホンは滅び行く国になった-』の内容紹介。緊急事態条項の危険性について。
『無思考国家―だから二ホンは滅び行く国になった』を目次から紹介致します。
『無思考国家 - だからニホンは滅び行く国になった -』秋嶋亮 を紹介させていただきました!! by まりな
関連記事:
日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識―
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/8e10af5b338dec79d6310714221a68e7
映画『21世紀の資本(2019)』
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/6a153690ce7756a662544f87757f97e9
合本版 はだしのゲン①~⑦ (中公文庫コミック版)
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/75d56406860e23915579530c53bdba59
日本国憲法を英語やフランス語で学ぼう
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/740faf3b23a33a02fb63557519a4e527
大日本帝国憲法を英語やフランス語で学ぼう
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/f3145a53640f4e543ce42ad3a8fc49a0
玉音放送を英語やフランス語で学ぼう
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/28040da0e207e41001979b66f395838f
「無思考国家 だから二ホンは滅び行く国になった」
まえがき
第1章:日本の暗黒化が止まらない
知性が武装解除されていることに気付いていない
監視警察国家への移行が急務である理由
ナチス宣伝省化した記者クラブ
国民を服従させる「監禁環境」とは
「死を欲望する社会」という意味
現実が抹消され疑似現実に置き換えられる
政党や政治家を聖化してはならない
知られざるナチスとワクチンとの関係
第2章:直視すべき過去と現在と未来
政府は言論弾圧を宣言した
国家は破綻しないが国民は破滅する
これを「忘却による支配」と言う
ヒトラーユーゲントが靖国神社に参拝した黒歴史
貧困問題は外交問題である
国民社会は「支払い/履行共同体」に仕立て上げられた
中国式のデジタル監視社会が登場する
コロナ禍の裏で日本の植民地化が進む
第3章:無知を自覚しないという悪
超富裕階級が構想する世界
「帝国官僚制」が日本を絞め殺す
国民に思考を放棄させる運動
この洗脳はオウムの洗脳を解くより難しい
国債によって国民が奴隷化する仕組み
恐怖政治の兆候が現れている
選挙で政治を変えることはできない
外資が日本のワクチン政策を決める
第4章:洗脳と調教の国家
国民の側に立つ政治家などいない
人間が家畜化される時代の風景
全体主義より知性の崩壊の方が怖い
科学者による科学に対する暴力
命がけでなければ語れないこと
ショック・ドクトリンの教科書通りに進んでいる
公衆衛生の美名の下に成るファシズム
野党共闘ではなく与野党共闘
第5章:破局の時代に突入した
多国籍な製薬企業が作る搾取構造
1億人がテレビに説得されワクチン接種を終えた
公共放送がフェイクニュースを流す
改憲は与党と野党にとって美味しい
憲法を改正すれば人権を抹消できる
グローバル資本が立法集団化する悪夢
参考文献
内容
今最も注目される社会学作家・秋嶋亮(旧名・響堂雪乃)の『二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ』シリーズの総括となる注目作。なぜ二ホンは滅び行く国になったのか? その深層と真相を明らかにする。
監視警察国家への移行が急務である理由/ナチス宣伝省化した記者クラブ/知られざるナチスとワクチンとの関係/国債によって国民が奴隷化する仕組み/政府は言論弾圧を宣言した/貧困問題は外交問題である/ヒトラーユーゲントが靖国神社に参拝した黒歴史/中国式のデジタル監視社会が登場する/コロナ禍の裏で日本の植民地化が進む/超富裕階級が構想する世界/「帝国官僚制」が日本を絞め殺す/国民に思考を放棄させる運動/外資が日本のワクチン政策を決める/公衆衛生の美名の下に成るファシズム/恐怖政治の兆候が現れている/選挙で政治を変えることはできない/人間が家畜化される時代の風景/野党共闘ではなく与野党共闘/多国籍な製薬企業が作る搾取構造/公共放送がフェイクニュースを流す/グローバル資本が立法集団化する悪夢………
2022年5月23日刊行、308ページ
著者略歴
秋嶋亮(あきしまりょう)響堂雪乃より改名。
全国紙系媒体の編集長を退任し社会学作家に転向。ブログ・マガジン「独りファシズム Ver.0.3」http://alisonn.blog106.fc2.com/ を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている。主著として『独りファシズム―つまり生命は資本に翻弄され続けるのか?―』(ヒカルランド)、『略奪者のロジック―支配を構造化する210の言葉たち―』(三五館)、『終末社会学用語辞典』(共著、白馬社)、『植民地化する日本、帝国化する世界』(共著、ヒカルランド)、『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ―15歳から始める生き残るための社会学』(白馬社)、『放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか』(共著、白馬社)、『北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか―国民は両建構造(ヤラセ)に騙されている―』(白馬社)『続・ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ―16歳から始める思考者になるための社会学』(白馬社)、『略奪者のロジック 超集編―ディストピア化する日本を究明する201の言葉たち―』(白馬社)、『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへOUTBREAK―17歳から始める反抗者になるための社会学』(白馬社)、『無思考国家―だからニホンは滅び行く国になった―』(白馬社)などがある。
秋嶋亮としての著作: Amazonで検索
響堂雪乃としての著作: Amazonで著作
前回紹介した「日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識―」(紹介記事)のほぼ1年前に刊行されたのが今回紹介する本だ。読めば読むほど絶望的になった。
内容は「日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識―」とだいぶかぶっていて、結論から言えば黄色い本のほうだけ読んでも著者の主張を把握するには十分だと思う。
黄色い本に比べ、ピンク色の本のほうはコロナワクチンの問題(大量の死者、重症者がでている問題)、東京五輪の問題、福島原発の問題に関して割かれているページ数が多い。
章立ては次のとおり。詳細目次はこの記事のいちばん下に掲載した。
第1章:日本の暗黒化が止まらない
第2章:直視すべき過去と現在と未来
第3章:無知を自覚しないという悪
第4章:洗脳と調教の国家
第5章:破局の時代に突入した
岸田総理はアメリカのキャンプデービッドで行われた日米韓の首脳会談から帰国したばかりだ。今後米国と新型ミサイルを共同開発する約束をしてきてしまった。これだけ重要なことを国会審議を経ず(自民党内でも審議されていない)に決めてしまうことは、そして武器を開発することは、憲法に明確に違反している。岸田政権になってから、憲法違反の数は明らかに増えている。日本はなぜこんなことになっているのか。本書を読んだ後だと、それがよくわかる。
憲法違反だという非難を受けないために、日本政府、自民党は憲法改正にこだわっている。改憲を許してしまうと、日本は民主国家から完全に独裁国家へ変貌してしまう。
「家族は、互いに助け合わなければならない」とは「国はあなたを助けないから、家族で助け合わなければならない」という意味だ。
先日、「NHKスペシャル Z世代と“戦争”」という番組で、若者たちが戦争について意見を述べていた。「戦争はなぜおこるか?」という質問に対して「人によって経験してきたこと、考え方が違い、それを認め合うことができないからおこる」とか「"いじめ"と"いじる"の線引きが人によって違う。そのように個人個人によって価値観や考え方が違うからおこる」などという見当はずれな原因をあげている参加者がいた。こういう番組に参加する人は、一般的な若者の中では「意識高い系」だと思うのだが、それでも「この程度か!」と思ってしまう。
本書が主張しているのは、巨大なグローバル金融資本の複合体が世界に分散して存在し、米国の主幹産業である軍事産業を構成する企業の株式を購入することで儲けを得ようとしていること、米国は10年に一度戦争が起きないと国を支えられなくなっているため、戦争が起きるような挑発をし続けているというものだ。ウクライナでの戦争についても、それは例外ではない。
NHKはもちろん「ロシアがウクライナを侵略したから戦争が始まった」という前提で報道を続けてきているから、本書の主張とは相いれない。もし、僕が(すでに若者ではないが)この番組に参加して、本書の主張のまま(僕も本書に書かれていることには納得している)のことを発言したとしたら、きっとその部分はカットされていたことだろう。NHKは、もはや政府の見解と異なることを報道できなくなっただけでなく、NHKと他の民放テレビ局は日本政府の宣伝媒体となってしまっている。こうなったのは東日本大震災の報道以降のことだ。マスコミから発表される政府、自民党の支持率は、かなり以前から「盛られた数字」になっていることを見ればおわかりだろう。
日本はだいぶ前から民主主義国家ではなくなり独裁国家になっていること、そしてなぜそうなってしまったのかがとてもよく理解できる本である。トンデモ本、陰謀論系の本ではない。日本政府やアメリカ政府はグローバル金融資本の複合体の末端でしかない。日本の政策、法案のほとんどは国会で審議される以前に日米合同委員会(組織図)により決定されているため、日本はその決定に従うしかない状況が続いている。1951年のサンフランシスコ平和条約により、日本は名目的に独立国家となったが、実質的には現在も米国による支配が続いている。
追跡!謎の日米合同委員会 別のかたちで継続された「占領政策」 吉田 敏浩著
https://www.tokyo-np.co.jp/article/165197
日本独立(2020):Prime Video
この映画の最後でGHQのトップとして6年間日本で占領政策を行なってきたマッカーサー元帥が、帰国後に米国議会で次のような報告をしたシーンが映されている。
「敗戦後のドイツと日本では事情が全く異なっていた。敗戦後のドイツ国民は文化的、知的に成熟していて(我々アメリカ人のように)45歳の大人として振る舞うことができていたが、敗戦後の日本人はまるで12歳の少年に等しい何事も感情に従って決めてしまう。そのために統治がしやすかった。」
この点については、現在も78年前からまったく変わっていないと僕は思う。
前回紹介した黄色い表紙の本とあわせ、ぜひ両方とも電子書籍化してほしいと思う。
「日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識―」(紹介記事)
「無思考国家 だから二ホンは滅び行く国になった」
この2冊を読んだため、フランスの経済学者トマ・ピケティの「21世紀の資本」(Kindle版)や、国会で政府支出の無駄遣いに厳しく切込み、とくに特別会計について詳細な研究を行い、2002年に刺殺された民主党の国会議員の石井紘基さんが書いた「日本が自滅する日 「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!」(Kindle版)を読みたくなった。
関連動画:
この本を刊行した白馬社(@hakubasha)の広報のまりなさん(@t2PrW6hArJWQR5S)による紹介動画を掲載しておく。
『無思考国家 -だからニホンは滅び行く国になった-』の内容紹介。緊急事態条項の危険性について。
『無思考国家―だから二ホンは滅び行く国になった』を目次から紹介致します。
『無思考国家 - だからニホンは滅び行く国になった -』秋嶋亮 を紹介させていただきました!! by まりな
関連記事:
日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識―
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/8e10af5b338dec79d6310714221a68e7
映画『21世紀の資本(2019)』
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/6a153690ce7756a662544f87757f97e9
合本版 はだしのゲン①~⑦ (中公文庫コミック版)
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/75d56406860e23915579530c53bdba59
日本国憲法を英語やフランス語で学ぼう
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/740faf3b23a33a02fb63557519a4e527
大日本帝国憲法を英語やフランス語で学ぼう
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/f3145a53640f4e543ce42ad3a8fc49a0
玉音放送を英語やフランス語で学ぼう
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/28040da0e207e41001979b66f395838f
「無思考国家 だから二ホンは滅び行く国になった」
まえがき
第1章:日本の暗黒化が止まらない
知性が武装解除されていることに気付いていない
監視警察国家への移行が急務である理由
ナチス宣伝省化した記者クラブ
国民を服従させる「監禁環境」とは
「死を欲望する社会」という意味
現実が抹消され疑似現実に置き換えられる
政党や政治家を聖化してはならない
知られざるナチスとワクチンとの関係
第2章:直視すべき過去と現在と未来
政府は言論弾圧を宣言した
国家は破綻しないが国民は破滅する
これを「忘却による支配」と言う
ヒトラーユーゲントが靖国神社に参拝した黒歴史
貧困問題は外交問題である
国民社会は「支払い/履行共同体」に仕立て上げられた
中国式のデジタル監視社会が登場する
コロナ禍の裏で日本の植民地化が進む
第3章:無知を自覚しないという悪
超富裕階級が構想する世界
「帝国官僚制」が日本を絞め殺す
国民に思考を放棄させる運動
この洗脳はオウムの洗脳を解くより難しい
国債によって国民が奴隷化する仕組み
恐怖政治の兆候が現れている
選挙で政治を変えることはできない
外資が日本のワクチン政策を決める
第4章:洗脳と調教の国家
国民の側に立つ政治家などいない
人間が家畜化される時代の風景
全体主義より知性の崩壊の方が怖い
科学者による科学に対する暴力
命がけでなければ語れないこと
ショック・ドクトリンの教科書通りに進んでいる
公衆衛生の美名の下に成るファシズム
野党共闘ではなく与野党共闘
第5章:破局の時代に突入した
多国籍な製薬企業が作る搾取構造
1億人がテレビに説得されワクチン接種を終えた
公共放送がフェイクニュースを流す
改憲は与党と野党にとって美味しい
憲法を改正すれば人権を抹消できる
グローバル資本が立法集団化する悪夢
参考文献