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ことの始まりはツイッターで見かけたこの画像である。
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「たかしくんは時速4kmで2km先の公園へ向かっています」
最後の行には空欄があり「[空欄]か?」のように、欠けている言葉を埋めて笑いがとれる文を完成させるお遊びだ。
僕も面白がって、欠けている枠に次のような文を入れてツイートしていた。
「フェルマーの最終定理によって、標準模型の電荷を導出できます」(ツイートを開く)
「特殊相対論に従うと出発してから何分後にたかしくんは公園に着きます」(ツイートを開く)
「不確定性原理に従うと、たかしくんの公園到着時刻はどれくらいの精度で求めることができるでしょう」(ツイートを開く)
他にも面白いのがないかな?と画像とにらめっこしていると、キロメートルが「km」と小文字で始まっていることに気がついた。小学生のときは「Km」と大文字で習っていたはず。
気になったので調べたところウィキペディアの「キロ」の「小文字を使う理由」のところに次のようなことが書いてある。
「日本の一般道路の標識では、昭和35年総理府建設省令第3号により、"Km"(頭文字を大文字)と標示するよう定めていたが、 2008年(平成20年)8月1日以降、"km"(頭文字を小文字)と標示するように省令が改正された。」
これはこれで、画像と一緒にツイートしておいた。
ツイートを開く
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現在は「kg」が正しくて「Kg」は間違いなのだという。キログラムについても同じことで「kg」が正しく「Kg」は間違い。
いったいどれくらいの人が、このことを知っているのだろう?とアンケートをとってみた。(アンケートを開く)
ちょうど100名の方から回答いただき、70パーセントの人がご存知だという。僕を含めた30%の人は「Kg」が正しいと思っていたようだ。
ネット検索すると「Kg」の表記が散見することがわかる。「EMANの物理学」の広江さんは、すでにご存知だったようだが「Kg」の表記が1箇所残っていることがわかった。(このページ)
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これから注意して書くことにしよう。
コンピュータの記憶容量の表記
ファイル・サイズやメモリー・サイズなどコンピュータの記憶容量について言及する場合の表記はどうなのだろう?次のように書いていたことを思い出す。
キロバイト(KB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)
ウィキペディアの「SI接頭辞」を見る限り
キロバイト(kB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)
が正しいような気がしてくる。
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ところが「コンピュータにおける使用法」というページを見ると「コンピュータの記憶容量について言及する場合にキロを1024 (=2^10) の意味で使うことがあったが、2進接頭辞が公式に採用されたことを受けて、国際単位系 (SI) 第8版(2006年)において、キロやその他のSI接頭語は、決して 2 のべき乗を表すために用いてはならないと定められた。(2^10には「キビ」(kibi, 記号:Ki) が導入されている。)」とある。
2進接頭辞
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つまり、正式には次のような表記が正しいということらしい。(キビバイトkiBのところはKiBではない。)メモリーやハードディスクの表記で、こういうのは見かけたことがないからややこしい。
キビバイト(kiB)、メビバイト(MiB)、ギビバイト(GiB)、テビバイト(TiB)
こちらのほうはこだわらず、周りの人の書き方に合わせていくことにした。
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「たかしくんは時速4kmで2km先の公園へ向かっています」
最後の行には空欄があり「[空欄]か?」のように、欠けている言葉を埋めて笑いがとれる文を完成させるお遊びだ。
僕も面白がって、欠けている枠に次のような文を入れてツイートしていた。
「フェルマーの最終定理によって、標準模型の電荷を導出できます」(ツイートを開く)
「特殊相対論に従うと出発してから何分後にたかしくんは公園に着きます」(ツイートを開く)
「不確定性原理に従うと、たかしくんの公園到着時刻はどれくらいの精度で求めることができるでしょう」(ツイートを開く)
他にも面白いのがないかな?と画像とにらめっこしていると、キロメートルが「km」と小文字で始まっていることに気がついた。小学生のときは「Km」と大文字で習っていたはず。
気になったので調べたところウィキペディアの「キロ」の「小文字を使う理由」のところに次のようなことが書いてある。
「日本の一般道路の標識では、昭和35年総理府建設省令第3号により、"Km"(頭文字を大文字)と標示するよう定めていたが、 2008年(平成20年)8月1日以降、"km"(頭文字を小文字)と標示するように省令が改正された。」
これはこれで、画像と一緒にツイートしておいた。
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現在は「kg」が正しくて「Kg」は間違いなのだという。キログラムについても同じことで「kg」が正しく「Kg」は間違い。
いったいどれくらいの人が、このことを知っているのだろう?とアンケートをとってみた。(アンケートを開く)
ちょうど100名の方から回答いただき、70パーセントの人がご存知だという。僕を含めた30%の人は「Kg」が正しいと思っていたようだ。
ネット検索すると「Kg」の表記が散見することがわかる。「EMANの物理学」の広江さんは、すでにご存知だったようだが「Kg」の表記が1箇所残っていることがわかった。(このページ)

これから注意して書くことにしよう。
コンピュータの記憶容量の表記
ファイル・サイズやメモリー・サイズなどコンピュータの記憶容量について言及する場合の表記はどうなのだろう?次のように書いていたことを思い出す。
キロバイト(KB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)
ウィキペディアの「SI接頭辞」を見る限り
キロバイト(kB)、メガバイト(MB)、ギガバイト(GB)、テラバイト(TB)
が正しいような気がしてくる。

ところが「コンピュータにおける使用法」というページを見ると「コンピュータの記憶容量について言及する場合にキロを1024 (=2^10) の意味で使うことがあったが、2進接頭辞が公式に採用されたことを受けて、国際単位系 (SI) 第8版(2006年)において、キロやその他のSI接頭語は、決して 2 のべき乗を表すために用いてはならないと定められた。(2^10には「キビ」(kibi, 記号:Ki) が導入されている。)」とある。
2進接頭辞

つまり、正式には次のような表記が正しいということらしい。(キビバイトkiBのところはKiBではない。)メモリーやハードディスクの表記で、こういうのは見かけたことがないからややこしい。
キビバイト(kiB)、メビバイト(MiB)、ギビバイト(GiB)、テビバイト(TiB)
こちらのほうはこだわらず、周りの人の書き方に合わせていくことにした。
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