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今日は午後からカフェでフランス語の授業。復習とLeçon 16(NHKテキスト11月号)を教えた。
帰宅がてらの遅いランチに、地元で創業67年のラーメン屋の「福寿」へ立ち寄る。食べログの口コミに「三代目が登場」と書かれていたのを知り、どんな方だろうと訪れたのだ。
昭和の面影を残すラーメン屋は、都内にほとんど残っていない。テレビや映画のロケにたびたび使われる店だ。僕が最後に見たのは2016年4月から放送されたNHKプレミアムドラマの「奇跡の人」だった。
宮本信子さんがラーメンを食べるシーン。奥にいるのがロックバンド銀杏BOYZの峯田和伸さん。
店に入ると、これまでのように(2代目)店主が大鍋の前にいる。そして客席側に3代目の方が。。。そしてこれまでなかった大型液晶テレビが備え付けられていた。ずっと使われていた14インチのブラウン管テレビはなくなっていた。アナログ放送終了後は地デジチューナーをつないで使い続けていたのだ。
大型液晶テレビは平昌オリンピックに合わせて設置したのだという。
画面右は3代目の方(の腕)
(あれれ、それじゃ昭和時代の撮影するときはテレビはどけるのだろうなぁ。)
注文したのはチャーシュー麺(大盛)。子供の頃から慣れ親しんだ味。
食べログの口コミの話で三代目登場って書かれていたことを店主に言うと、
「そうなんだよ。でも食べログってね、あのさ、俺って不愛想でしょ。食べログに「店主はテレビばっかり見ていて、ちっとも仕事しない。」とか「返事しない。」とか書かれちゃって。。。」という返事。
ああ、それがこの店の「ウリ」なんだよなぁ。いい味出してるよなぁと僕は思うわけ。愛想悪いラーメン屋最高!
「最近は撮影とかに使れましたか?」と尋ねると、つい先日、TBSの「世界遺産」が来て撮ってもらったとのこと。
「ついにここも世界遺産になっちゃったんだよねぇ。。」
「アハハ!世界遺産ですか!」
最近はこの他にも2回くらい撮影があったそうだ。あと雑誌の取材がひとつ。
「雑誌記者が「座右の銘は何ですか?」って聞くから『棚からぼた餅』と『果報は寝て待て』だって答えたら、記者は「冗談ですよね?」と言ってたのに、そのまま書かれちゃったわけ。」と店主。
目の前の大鍋の写真を撮らせていただいた。そしてブログで紹介していいですか?って聞いたら。
「いいよ。でもお客たくさん来ちゃうの困るなぁ。」と店主。「だって楽したいでしょ。忙しいのは大変だから。」
「それじゃ、紹介しますけど「絶対に来ないでください。」って書いておきます。」と僕。
「じゃ、そうしておいてよ。」と店主。
大鍋と2代目店主
そしてその隣に昔の炊飯窯のようなのが。。。あと「昭和の店」にしておかなければならないからエアコンはつけられないのだという。だから扇風機。
そちらは何ですか?って聞いたら店主は「もうひとつのほうはバックアップ。こちらの鍋が使えないときに使う鍋。」と教えてくれた。
「そしてこっちもバックアップ。」と3代目を指さした。「俺に何かあったときのバックアップがこいつだよ。」
「アハハ!バックアップなんですか~!」
3代目の方は33歳だという。2代目店主も高齢になってきたから、地元民としては3代目が誕生してとてもうれしい。とてもやさしそうな方だ。
そして、不愛想を自称しながら最高の愛想を振りまく2代目店主は、まだまだご健在なこともうれしかった。
日曜の午後の美味しくて楽しいひと時は、あっという間に過ぎ、店を後にした。
関連動画、関連ページ:
笹塚ラーメン福寿:幡谷ではなく笹塚である。2代目店主も出演している
福寿(食べログ)
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131808/13001062/dtlrvwlst/
笹塚で60年以上愛される老舗ラーメン店「福寿」の日本一の中華そば
http://www.masaemon.jp/entry/tokyo-sasazuka-ramen-fukuju
【第壱食】ちっちゃな頃からこの味育ち。笹塚のノスタルジック・ラーメン「福寿」
https://ddnavi.com/serial/225607/a/
【日本麺紀行】60年以上変わらない東京ラーメンを味わおう!都内屈指の正統派東京ラーメン、渋谷区笹塚の「中華そば 福寿」
http://gotrip.jp/2016/08/35972/
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今日は午後からカフェでフランス語の授業。復習とLeçon 16(NHKテキスト11月号)を教えた。
帰宅がてらの遅いランチに、地元で創業67年のラーメン屋の「福寿」へ立ち寄る。食べログの口コミに「三代目が登場」と書かれていたのを知り、どんな方だろうと訪れたのだ。
昭和の面影を残すラーメン屋は、都内にほとんど残っていない。テレビや映画のロケにたびたび使われる店だ。僕が最後に見たのは2016年4月から放送されたNHKプレミアムドラマの「奇跡の人」だった。
宮本信子さんがラーメンを食べるシーン。奥にいるのがロックバンド銀杏BOYZの峯田和伸さん。
店に入ると、これまでのように(2代目)店主が大鍋の前にいる。そして客席側に3代目の方が。。。そしてこれまでなかった大型液晶テレビが備え付けられていた。ずっと使われていた14インチのブラウン管テレビはなくなっていた。アナログ放送終了後は地デジチューナーをつないで使い続けていたのだ。
大型液晶テレビは平昌オリンピックに合わせて設置したのだという。
画面右は3代目の方(の腕)
(あれれ、それじゃ昭和時代の撮影するときはテレビはどけるのだろうなぁ。)
注文したのはチャーシュー麺(大盛)。子供の頃から慣れ親しんだ味。
食べログの口コミの話で三代目登場って書かれていたことを店主に言うと、
「そうなんだよ。でも食べログってね、あのさ、俺って不愛想でしょ。食べログに「店主はテレビばっかり見ていて、ちっとも仕事しない。」とか「返事しない。」とか書かれちゃって。。。」という返事。
ああ、それがこの店の「ウリ」なんだよなぁ。いい味出してるよなぁと僕は思うわけ。愛想悪いラーメン屋最高!
「最近は撮影とかに使れましたか?」と尋ねると、つい先日、TBSの「世界遺産」が来て撮ってもらったとのこと。
「ついにここも世界遺産になっちゃったんだよねぇ。。」
「アハハ!世界遺産ですか!」
最近はこの他にも2回くらい撮影があったそうだ。あと雑誌の取材がひとつ。
「雑誌記者が「座右の銘は何ですか?」って聞くから『棚からぼた餅』と『果報は寝て待て』だって答えたら、記者は「冗談ですよね?」と言ってたのに、そのまま書かれちゃったわけ。」と店主。
目の前の大鍋の写真を撮らせていただいた。そしてブログで紹介していいですか?って聞いたら。
「いいよ。でもお客たくさん来ちゃうの困るなぁ。」と店主。「だって楽したいでしょ。忙しいのは大変だから。」
「それじゃ、紹介しますけど「絶対に来ないでください。」って書いておきます。」と僕。
「じゃ、そうしておいてよ。」と店主。
大鍋と2代目店主
そしてその隣に昔の炊飯窯のようなのが。。。あと「昭和の店」にしておかなければならないからエアコンはつけられないのだという。だから扇風機。
そちらは何ですか?って聞いたら店主は「もうひとつのほうはバックアップ。こちらの鍋が使えないときに使う鍋。」と教えてくれた。
「そしてこっちもバックアップ。」と3代目を指さした。「俺に何かあったときのバックアップがこいつだよ。」
「アハハ!バックアップなんですか~!」
3代目の方は33歳だという。2代目店主も高齢になってきたから、地元民としては3代目が誕生してとてもうれしい。とてもやさしそうな方だ。
そして、不愛想を自称しながら最高の愛想を振りまく2代目店主は、まだまだご健在なこともうれしかった。
日曜の午後の美味しくて楽しいひと時は、あっという間に過ぎ、店を後にした。
関連動画、関連ページ:
笹塚ラーメン福寿:幡谷ではなく笹塚である。2代目店主も出演している
福寿(食べログ)
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131808/13001062/dtlrvwlst/
笹塚で60年以上愛される老舗ラーメン店「福寿」の日本一の中華そば
http://www.masaemon.jp/entry/tokyo-sasazuka-ramen-fukuju
【第壱食】ちっちゃな頃からこの味育ち。笹塚のノスタルジック・ラーメン「福寿」
https://ddnavi.com/serial/225607/a/
【日本麺紀行】60年以上変わらない東京ラーメンを味わおう!都内屈指の正統派東京ラーメン、渋谷区笹塚の「中華そば 福寿」
http://gotrip.jp/2016/08/35972/
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