「図解入門よくわかる最新熱処理技術の基本と仕組み[第3版]: 山方三郎」
内容紹介:
金属の資質を引き出す技術を学ぶ!製品の安全、信頼性を支える熱処理を包括的に理解する!資源を最大限に活用する技術のすべて!
本書は、熱処理技術にスポットを当て、私たちの生活の中で熱処理加工された製品がいかに多いかを理解し、従来「難解」と敬遠されがちだった熱処理技術の内容を少しでも理解し、親しめるようまとめてみました。
各項目中に出てくる数値については、少しでも多く覚えていただけるように、専門書の数値より若干、変えている箇所もありますが、全体をご理解いただくには支障ありません。
熱処理は端的にいうと「赤めて(熱して)冷やす」に尽きますが、実際にはじつに奥が深く、幅広いものです。将来の専門分野に熱処理を加えて幅広い知見で仕事を進めるための一助になることを期待しています。
2016年4月刊行、240ページ。
著者について:
山方三郎
1944年、秋田県生まれ。1968年に秋田大学鉱山学部冶金学科を卒業後、熱処理装置の製造、熱処理加工事業を展開するオリエンタルエンヂニアリング(株)に入社。以来、熱処理装置の研究開発や、加工技術責任者として活躍。その間、1998年より取締役社長を務める。2006年に同社を退職し、同年に山方技術士事務所を開設。現在は技術コンサルタントとして活動するほか、高度職業能力開発促進センター(「高度ポリテクセンター」)での講師なども務めている。2014年秋、技能検定功労で瑞宝単光章を受章する。(著書を検索)
理数系書籍のレビュー記事は本書で328冊目。
理学部物理学科の物性物理で学べる金属の性質は範囲が限られている。実生活で目にする金属の性質の大部分は工学部で学ぶのだ。金属についてほとんど何も知らないことに気が付き、まず読んでみたのが「図解入門最新金属の基本がわかる事典: 田中和明」である。
僕が特に興味をもったのが熱処理である。刀剣をはじめ工具など生活で使う(いや、刀剣は生活で使わないけど)金属は熱処理をすることで固くしたり、バネのようにしなやかにしたり、もともとの金属が持っていない性質を引き出して日常生活に役立てている。どのようにすればよいのか?そしてその過程で金属の中ではどのようなことがおきているのか?
650ページある「図解入門最新金属の基本がわかる事典: 田中和明」でもそれは解説されていたが、本全体のごく一部に過ぎない。もっと詳しく知りたいのだ。
そこで僕がとりかかったのがこちらの本。
「はじめて学ぶ熱処理技術(日本熱処理技術協会)」(詳細)
ところが半分くらい読み進んだところでギブアップしてしまった。「はじめて学ぶ~」という割に難しい。第1章から初出の専門用語が容赦なく解説なしにでてくる。我慢して読み進めるうち、この本はある程度実務を経験した人が読む本なのだという気がしてきた。
次に取り組んだのが「図解入門よくわかる最新熱処理技術の基本と仕組み[第3版]: 山方三郎」である。
昨年刊行されたばかりだから、後出しということでいろいろな本を研究したうえでわかりやすく書かれているのだろう。それに第3版だから改良を重ね、販売実績もあり、たくさん売れているはずだ。
章立てはこのようになっている。(詳細目次は本記事のいちばん下を参照)
Chapter1 熱処理の世界
Chapter2 鉄鋼はどんな特性を持っているか
Chapter3 熱処理の手法と仕組み
Chapter4 熱処理をする鉄鋼、非鉄材料
Chapter5 表面硬化、改質処理
Chapter6 熱処理の品質試験とトラブル
Chapter7 これからの熱処理技術
Chapter8 熱処理 Q&A
本文は縦書き。見開きでひとつの項目が解説されているから、いちどに理解する分量も少ないし整理して覚えられる。後からページも探しやすい。解説に関連する図版やグラフ、写真は左ページ(奇数ページ)にまとめてあるから見やすい。良いことづくめだ、
クリックで拡大
この本はじっくり読ませていただいた。秀和システムのこのシリーズのわかりやすさと「専門度」が僕のような素人にはちょうどよい。これまで読んだ本にもハズレはなかった。
しかし、いくらわかりやすいとはいえ、この分野は覚えなければならないことが実に多い。専門性が高く、実務は危険を伴う作業だ。日本の産業を支える基礎技術のひとつであるから「金属熱処理技能士(特級、1級、2級)」という国家試験が行われている。
本書は僕のように知識として知っておけばよい、という人から国家資格取得を目指す人の入門用として最適だと思う。特に資格取得を目指す方には次の章、項目が役に立つ。
Chapter6 熱処理の品質試験とトラブル
Chapter8 熱処理 Q&A
熱処理用語集
Q&Aの質問項目はおそらく実務をしている方が、実際に疑問に思ったものを掲載しているのだと思った。質問も回答も僕には難し過ぎたわけであるが。
熱処理では「雰囲気」や「時効」など日常生活とは違う意味で用語が使われることがある。入門者は用語集を先に読んでから本文をお読みになるとよいだろう。
関連記事:
図解入門最新金属の基本がわかる事典: 田中和明
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/5da2563593e699f7176c9ab80f74c87b
ゴム弾性(初版復刻版):久保亮五
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/c3b0c788cdcdd1087798179f3dfed0f8
ゴムはなぜ伸びる?:伊藤眞義
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/ff057de12aeb576f1d62a75f0fdbc538
すごい! 磁石: 宝野和博、本丸諒
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/ffe9d9d77da4e012ea23ec5fce37e32a
基礎の固体物理学: 斯波弘行
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/d2287a9fdbc66eac443fe0888d835602
物性物理30講(物理学30講シリーズ):戸田盛和
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/00d399f545bc69dfa213015f153a312a
固体物理の基礎 上・1 固体電子論概論: アシュクロフト、マーミン
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/af3b66dbda3564a4c49f5d7f722ad777
固体物理の基礎 上・2 固体のバンド理論: アシュクロフト、マーミン
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/8c12399f0dd9b78de128a9793502c3f3
固体物理の基礎 下・1 固体フォノンの諸問題: アシュクロフト、マーミン
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/a60d3f080472a8472c462a02484743da
固体物理の基礎 下・2 固体の物性各論: アシュクロフト、マーミン
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/16c5344f47d2da648e2efabf8c020303
伝熱工学(東京大学機械工学):庄司正弘
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/cdbbfe5c89a57b812d43448297966fcc
伝熱工学 (JSMEテキストシリーズ):日本機械学会
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/bfd58adf704e39cb64ca95224c7262b5
演習 伝熱工学 (JSMEテキストシリーズ):日本機械学会
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/3bf6dd8842a642fe6592d4e3836c0a38
熱の解析的理論:ジョゼフ・フーリエ著、ガストン・ダルブー編纂
http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/5bcc7bc3efc16463743cd01d3c989622
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「図解入門よくわかる最新熱処理技術の基本と仕組み[第3版]: 山方三郎」
Chapter1 熱処理の世界
1 熱処理とは
2 生活と熱処理技術の関わり
3 鉄器から高機能部品へ-熱処理の発達
4 熱処理技術が生きる例-工具鋼、自動車部品
コラム 見学記-黎明期からの製鉄法「たたら製鉄」
Chapter2 鉄鋼はどんな特性を持っているか
5 鉄の特性は?
6 鉄、鋼、鋳鉄の違いは何か
7 鋼の主役、炭素の役割
8 合金とは
9 鉄鋼材料の変態とは
10 鉄‐炭素(Fe-C)系平衡状態図とは(1)
11 鉄‐炭素(Fe-C)系平衡状態図とは(2)
12 鉄鋼組織はどのようにして見るの?
13 熱処理で得られる組織名と特性(1)
14 熱処理で得られる組織名と特性(2)
15 等温変態線図(TTT線図)とは
16 連続冷却変態線図(CCT線図)とは
17 合金元素の分類とその作用
コラム 「超高純度鉄」を浸炭や窒化してみたい
Chapter3 熱処理の手法と仕組み
18 熱処理作業の流れ
19 熱処理の中心的な設備、加熱装置
20 熱処理で重要な温度管理
21 熱処理で用いられるガスの種類
22 雰囲気ガス発生装置
23 焼なましとは
24 焼なまし(1)-完全焼なまし
25 焼なまし(2)-等温焼なまし
26 焼なまし(3)-球状化焼なまし
27 焼なまし(4)-応力除去焼なまし
28 焼ならしとその目的
29 焼ならし-普通焼ならし
30 焼入れとその目的
31 焼入れ用冷却剤の種類
32 焼入性とは
33 焼戻しとその目的
34 焼戻脆性
35 固溶化熱処理
36 時効処理
37 残留オーステナイトとサブゼロ処理
コラム 中国の熱処理事情
Chapter4 熱処理をする鉄鋼、非鉄材料
38 鉄はどのように作られるか
39 鉄鋼材料の呼び名の体系は?
40 機械構造用炭素鋼とその熱処理
41 多用される機械構造用合金鋼とその熱処理
42 特性を高めた特殊鋼・工具鋼とその熱処理(1)-工具用
43 特性を高めた特殊鋼・工具鋼とその熱処理(2)-金型用
44 耐食性の高いステンレス鋼とその熱処理
45 高速・高精度化を担う軸受鋼とその熱処理
46 強度・寿命が肝心なばね鋼とその熱処理
47 鋳鋼とその熱処理
48 鋳鉄とその熱処理
49 アルミニウム合金とその熱処理
50 銅合金とその熱処理
コラム 〝さびない鉄柱〟インドのアショカピラー
Chapter5 表面硬化、改質処理
51 表面硬化処理の分類
52 浸炭技術の移り変わり
53 目的に応じた雰囲気制御
54 COガスによる浸炭原理
55 ガス浸炭処理法
56 真空浸炭(減圧浸炭)処理法
57 プラズマ浸炭処理法
58 浸炭窒化処理法
59 窒化処理法の種類
60 ガス窒化処理法
61 塩浴軟窒化処理法
62 ガス軟窒化処理法
63 プラズマ窒化処理法
64 そのほかの窒化処理法
65 高周波焼入法
66 炎焼入法
67 表面改質法の種類
68 物理蒸着法(PVD)
69 化学蒸着法-(1)熱CVD
70 化学蒸着法-(2)プラズマCVD
コラム 熱処理設備の保守・点検
Chapter6 熱処理の品質試験とトラブル
71 品質試験とは
72 硬さ試験とは
73 材料の強度を調べる
74 非破壊試験とは
75 変形測定とは
76 熱処理トラブルの種類
77 トラブル例(1)-脱炭
78 トラブル例(2)-焼割れ
79 トラブル例(3)-焼入変形
80 トラブル例(4)-粒界酸化
81 トラブル例(5)-研削割れ(研磨割れ)
コラム 国家資格「金属熱処理技能士」
Chapter7 これからの熱処理技術
82 熱処理の省エネルギー対策
83 〝焼入ひずみゼロ〟は可能か
84 究極の低摩擦摩耗皮膜、DLC
85 コンピュータを駆使した全自動熱処理
86 熱処理の抱えている課題
コラム 熱処理技術伝承へのスクラム
Chapter8 熱処理 Q&A
Q&A
コラム 熱処理と音
巻末資料
熱処理用語集
内容紹介:
金属の資質を引き出す技術を学ぶ!製品の安全、信頼性を支える熱処理を包括的に理解する!資源を最大限に活用する技術のすべて!
本書は、熱処理技術にスポットを当て、私たちの生活の中で熱処理加工された製品がいかに多いかを理解し、従来「難解」と敬遠されがちだった熱処理技術の内容を少しでも理解し、親しめるようまとめてみました。
各項目中に出てくる数値については、少しでも多く覚えていただけるように、専門書の数値より若干、変えている箇所もありますが、全体をご理解いただくには支障ありません。
熱処理は端的にいうと「赤めて(熱して)冷やす」に尽きますが、実際にはじつに奥が深く、幅広いものです。将来の専門分野に熱処理を加えて幅広い知見で仕事を進めるための一助になることを期待しています。
2016年4月刊行、240ページ。
著者について:
山方三郎
1944年、秋田県生まれ。1968年に秋田大学鉱山学部冶金学科を卒業後、熱処理装置の製造、熱処理加工事業を展開するオリエンタルエンヂニアリング(株)に入社。以来、熱処理装置の研究開発や、加工技術責任者として活躍。その間、1998年より取締役社長を務める。2006年に同社を退職し、同年に山方技術士事務所を開設。現在は技術コンサルタントとして活動するほか、高度職業能力開発促進センター(「高度ポリテクセンター」)での講師なども務めている。2014年秋、技能検定功労で瑞宝単光章を受章する。(著書を検索)
理数系書籍のレビュー記事は本書で328冊目。
理学部物理学科の物性物理で学べる金属の性質は範囲が限られている。実生活で目にする金属の性質の大部分は工学部で学ぶのだ。金属についてほとんど何も知らないことに気が付き、まず読んでみたのが「図解入門最新金属の基本がわかる事典: 田中和明」である。
僕が特に興味をもったのが熱処理である。刀剣をはじめ工具など生活で使う(いや、刀剣は生活で使わないけど)金属は熱処理をすることで固くしたり、バネのようにしなやかにしたり、もともとの金属が持っていない性質を引き出して日常生活に役立てている。どのようにすればよいのか?そしてその過程で金属の中ではどのようなことがおきているのか?
650ページある「図解入門最新金属の基本がわかる事典: 田中和明」でもそれは解説されていたが、本全体のごく一部に過ぎない。もっと詳しく知りたいのだ。
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「はじめて学ぶ熱処理技術(日本熱処理技術協会)」(詳細)
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次に取り組んだのが「図解入門よくわかる最新熱処理技術の基本と仕組み[第3版]: 山方三郎」である。
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章立てはこのようになっている。(詳細目次は本記事のいちばん下を参照)
Chapter1 熱処理の世界
Chapter2 鉄鋼はどんな特性を持っているか
Chapter3 熱処理の手法と仕組み
Chapter4 熱処理をする鉄鋼、非鉄材料
Chapter5 表面硬化、改質処理
Chapter6 熱処理の品質試験とトラブル
Chapter7 これからの熱処理技術
Chapter8 熱処理 Q&A
本文は縦書き。見開きでひとつの項目が解説されているから、いちどに理解する分量も少ないし整理して覚えられる。後からページも探しやすい。解説に関連する図版やグラフ、写真は左ページ(奇数ページ)にまとめてあるから見やすい。良いことづくめだ、
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この本はじっくり読ませていただいた。秀和システムのこのシリーズのわかりやすさと「専門度」が僕のような素人にはちょうどよい。これまで読んだ本にもハズレはなかった。
しかし、いくらわかりやすいとはいえ、この分野は覚えなければならないことが実に多い。専門性が高く、実務は危険を伴う作業だ。日本の産業を支える基礎技術のひとつであるから「金属熱処理技能士(特級、1級、2級)」という国家試験が行われている。
本書は僕のように知識として知っておけばよい、という人から国家資格取得を目指す人の入門用として最適だと思う。特に資格取得を目指す方には次の章、項目が役に立つ。
Chapter6 熱処理の品質試験とトラブル
Chapter8 熱処理 Q&A
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Q&Aの質問項目はおそらく実務をしている方が、実際に疑問に思ったものを掲載しているのだと思った。質問も回答も僕には難し過ぎたわけであるが。
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1 熱処理とは
2 生活と熱処理技術の関わり
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4 熱処理技術が生きる例-工具鋼、自動車部品
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Chapter2 鉄鋼はどんな特性を持っているか
5 鉄の特性は?
6 鉄、鋼、鋳鉄の違いは何か
7 鋼の主役、炭素の役割
8 合金とは
9 鉄鋼材料の変態とは
10 鉄‐炭素(Fe-C)系平衡状態図とは(1)
11 鉄‐炭素(Fe-C)系平衡状態図とは(2)
12 鉄鋼組織はどのようにして見るの?
13 熱処理で得られる組織名と特性(1)
14 熱処理で得られる組織名と特性(2)
15 等温変態線図(TTT線図)とは
16 連続冷却変態線図(CCT線図)とは
17 合金元素の分類とその作用
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Chapter3 熱処理の手法と仕組み
18 熱処理作業の流れ
19 熱処理の中心的な設備、加熱装置
20 熱処理で重要な温度管理
21 熱処理で用いられるガスの種類
22 雰囲気ガス発生装置
23 焼なましとは
24 焼なまし(1)-完全焼なまし
25 焼なまし(2)-等温焼なまし
26 焼なまし(3)-球状化焼なまし
27 焼なまし(4)-応力除去焼なまし
28 焼ならしとその目的
29 焼ならし-普通焼ならし
30 焼入れとその目的
31 焼入れ用冷却剤の種類
32 焼入性とは
33 焼戻しとその目的
34 焼戻脆性
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63 プラズマ窒化処理法
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71 品質試験とは
72 硬さ試験とは
73 材料の強度を調べる
74 非破壊試験とは
75 変形測定とは
76 熱処理トラブルの種類
77 トラブル例(1)-脱炭
78 トラブル例(2)-焼割れ
79 トラブル例(3)-焼入変形
80 トラブル例(4)-粒界酸化
81 トラブル例(5)-研削割れ(研磨割れ)
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84 究極の低摩擦摩耗皮膜、DLC
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86 熱処理の抱えている課題
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Q&A
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