「増補改訂版 語りかける中学数学:高橋一雄」
「語りかける中学数学 問題集:高橋一雄」(Kindle版)
内容紹介:参考書
「いっしょに悩む、いっしょにわかる」
2005年の発売以来、数学を学びなおしたい方や現役の中学生、そのお父さん・お母さんなど、多くの方から熱烈に支持されてきた『語りかける中学数学』が、新指導要領に対応した増補改訂版として新たに生まれ変わりました。新原稿を追加し、既存の原稿もさらにブラッシュアップ。832ページのフルボリュームで、全ての方のニーズに応える内容に仕上がりました。数学の基本がこの一冊に詰まっています! 2012年刊行、832ページ。
内容紹介:問題集
話題のロングセラー『語りかける中学数学』の問題集版の登場です。『語りかける中学数学』はどんなに苦手な方でもスッキリ理解できる徹底解説が大好評でしたが、この問題集も解答までのプロセスをできる限り丁寧に解説していきます。また著者が中学数学の基礎固めに必要と考える問題をすべて掲載し、細かな項目分けをしているので、苦手箇所をピンポイントで克服できます。学習者を置き去りしにない解説が魅力の中学数学問題集の決定版です。 2010年刊行、1023ページ。
著者について
高橋一雄(たかはしかずお)
東京学芸大卒、教育学部情報環境科学課程/自然環境科学専攻・生命科学専修予備校を経て、現在、川口イングリッシュ・アカデミーにて数学担当。著書に『語りかける中学数学』『語りかける中学数学・問題集』『語りかける高校数学・数1編』(ベレ出版)『もう一度高校数学』(日本実業出版社)『つまずき克服!数学学習法』(筑摩書房)など。
姪がこの春、中学生になるので数学の参考書をプレゼントした。
この子は勉強好きで公文式の算数も自分からすすんでやるタイプ。中学の数学もたぶん大丈夫だとは思うのだが、どのような先生に教えてもらうことになるかが数学好きと数学嫌いを分けることになるのは今も昔も変わらない。
高校生用の参考書は日頃から書店でチェックしているのでかろうじて僕の守備範囲だ。しかし中学生用の参考書はさすがに見ていなかった。取り急ぎ地元の書店ですべて立ち読みして、この2冊に決めたというわけだ。
この本の良い点は「自習しやすい」ということ。生徒がどこでつまづくか、どのようなところを難しいと感じるかという視点に立って書かれている。前に紹介した「数学の教科書が言ったこと、言わなかったこと:南みや子」と共通する精神が色濃く反映された参考書である。
「自習しやすい」というのは重要なポイントだ。何かの理由でしばらく学校を休まなくなってしまったとき、授業に追いつくのは生徒にとって大変なことだからだ。
授業についていけなく理由はこれ以外にもいろいろ考えられるが、数学の場合ある日とつぜん先生の言っていることがわからなくなるものである。少しわかるとかだいたいわかるというのではなく、全くわからなくなってしまうのだ。
そのような状態で授業を受け続けるのは苦痛以外の何物でもない。学校嫌いになる種のひとつがここにある。逆に授業がわかれば学校へ行くのが楽しくなるものだ。(もちろん授業以外に楽しいことはたくさんある。)
本書を選んだ理由の中に、そのようなセーフティネット的な気持もあった。本書は中学数学を学びなおそうという社会人にとっても良い本だと思う。
目次や立ち読みページ、本の紹介などは出版社の書籍紹介ページで確認していただきたい。
増補改訂版 語りかける中学数学(ベレ出版)
http://www.beret.co.jp/books/detail/459
語りかける中学数学 問題集(ベレ出版)
http://www.beret.co.jp/books/detail/356
また著者の高橋先生はこの参考書の内容をベースに、ネット上で学べる有料のオンライン講座を開講している。
インターネットカルチャーセンター ビュールタウス
http://www.asunaro-online.com/polyglot/index.html
中学の数学って何を学ぶんだっけ?という方は、次のようなサイトをご覧になるとよい。
中学校数学学習サイト
http://math.005net.com/
中学数学の基本問題
http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/math/index_m.htm
この参考書と問題集は僕のイチオシだ。身近に中学生がいたらぜひ勧めてほしい。
「増補改訂版 語りかける中学数学:高橋一雄」
「語りかける中学数学 問題集:高橋一雄」(Kindle版)
この「語りかける~」シリーズには高校数学用の本もある。: Amazonで検索する
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「語りかける中学数学 問題集:高橋一雄」(Kindle版)
内容紹介:参考書
「いっしょに悩む、いっしょにわかる」
2005年の発売以来、数学を学びなおしたい方や現役の中学生、そのお父さん・お母さんなど、多くの方から熱烈に支持されてきた『語りかける中学数学』が、新指導要領に対応した増補改訂版として新たに生まれ変わりました。新原稿を追加し、既存の原稿もさらにブラッシュアップ。832ページのフルボリュームで、全ての方のニーズに応える内容に仕上がりました。数学の基本がこの一冊に詰まっています! 2012年刊行、832ページ。
内容紹介:問題集
話題のロングセラー『語りかける中学数学』の問題集版の登場です。『語りかける中学数学』はどんなに苦手な方でもスッキリ理解できる徹底解説が大好評でしたが、この問題集も解答までのプロセスをできる限り丁寧に解説していきます。また著者が中学数学の基礎固めに必要と考える問題をすべて掲載し、細かな項目分けをしているので、苦手箇所をピンポイントで克服できます。学習者を置き去りしにない解説が魅力の中学数学問題集の決定版です。 2010年刊行、1023ページ。
著者について
高橋一雄(たかはしかずお)
東京学芸大卒、教育学部情報環境科学課程/自然環境科学専攻・生命科学専修予備校を経て、現在、川口イングリッシュ・アカデミーにて数学担当。著書に『語りかける中学数学』『語りかける中学数学・問題集』『語りかける高校数学・数1編』(ベレ出版)『もう一度高校数学』(日本実業出版社)『つまずき克服!数学学習法』(筑摩書房)など。
姪がこの春、中学生になるので数学の参考書をプレゼントした。
この子は勉強好きで公文式の算数も自分からすすんでやるタイプ。中学の数学もたぶん大丈夫だとは思うのだが、どのような先生に教えてもらうことになるかが数学好きと数学嫌いを分けることになるのは今も昔も変わらない。
高校生用の参考書は日頃から書店でチェックしているのでかろうじて僕の守備範囲だ。しかし中学生用の参考書はさすがに見ていなかった。取り急ぎ地元の書店ですべて立ち読みして、この2冊に決めたというわけだ。
この本の良い点は「自習しやすい」ということ。生徒がどこでつまづくか、どのようなところを難しいと感じるかという視点に立って書かれている。前に紹介した「数学の教科書が言ったこと、言わなかったこと:南みや子」と共通する精神が色濃く反映された参考書である。
「自習しやすい」というのは重要なポイントだ。何かの理由でしばらく学校を休まなくなってしまったとき、授業に追いつくのは生徒にとって大変なことだからだ。
授業についていけなく理由はこれ以外にもいろいろ考えられるが、数学の場合ある日とつぜん先生の言っていることがわからなくなるものである。少しわかるとかだいたいわかるというのではなく、全くわからなくなってしまうのだ。
そのような状態で授業を受け続けるのは苦痛以外の何物でもない。学校嫌いになる種のひとつがここにある。逆に授業がわかれば学校へ行くのが楽しくなるものだ。(もちろん授業以外に楽しいことはたくさんある。)
本書を選んだ理由の中に、そのようなセーフティネット的な気持もあった。本書は中学数学を学びなおそうという社会人にとっても良い本だと思う。
目次や立ち読みページ、本の紹介などは出版社の書籍紹介ページで確認していただきたい。
増補改訂版 語りかける中学数学(ベレ出版)
http://www.beret.co.jp/books/detail/459
語りかける中学数学 問題集(ベレ出版)
http://www.beret.co.jp/books/detail/356
また著者の高橋先生はこの参考書の内容をベースに、ネット上で学べる有料のオンライン講座を開講している。
インターネットカルチャーセンター ビュールタウス
http://www.asunaro-online.com/polyglot/index.html
中学の数学って何を学ぶんだっけ?という方は、次のようなサイトをご覧になるとよい。
中学校数学学習サイト
http://math.005net.com/
中学数学の基本問題
http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/math/index_m.htm
この参考書と問題集は僕のイチオシだ。身近に中学生がいたらぜひ勧めてほしい。
「増補改訂版 語りかける中学数学:高橋一雄」
「語りかける中学数学 問題集:高橋一雄」(Kindle版)
この「語りかける~」シリーズには高校数学用の本もある。: Amazonで検索する
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